アルゼンチンで2基目の新フロート窯が稼働開始

 日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:森 重樹、以下「NSG」)は、アルゼンチンでの2番目となるフロートガラス工場の建設が完了し、今般稼働を開始しましたので、お知らせします。

 新工場は、同国ブエノスアイレス州 ロスカルダレス(Los Cardales)に建設され、アルゼンチンで80年超の歴史を持つ当社グループ子会社であるVidrieria Argentina S.A.(VASA)が運営します。
 今回の投資は、増大が見込まれるアルゼンチンの建築用と自動車用ガラス需要に加え、および同じく市場の拡大が続く南米市場への供給に対応すべく、2018年に決定されたものです。当初の計画では2020年初めの稼働開始を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延といった世界経済情勢の混乱があり、稼働開始時期が延期されていました。
 延期された工事は無事完了し、10月8日にガラス生産を開始しました。

 アルゼンチンおよび南米地域では、厳しいマクロ経済環境が続いている一方で、依然として活発な建設活動に伴い、ガラスへの供給を上回る強い需要が続いており、当社グループが今後も強みを発揮できる有望な市場であると考えています。
 NSGグループは、中期経営計画「リバイバル計画24(RP24)」に掲げる施策の中で、「高付加価値事業の拡大」ならびに「高収益事業へのポートフォリオ転換」を進めており、長年にわたり当社グループが確固たる地位を築いている南米・アルゼンチンにおける戦略投資である今般の新フロート窯の稼働は、これらの取り組みの一環です。

 今後も中期ビジョン「高付加価値の『ガラス製品とサービス』で社会に貢献するグローバル・ガラスメーカーとなる」の実現に向けた努力を続けてまいります。
以 上

NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードや ガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維です。

Vidrieria Argentina S.A.(VASA)について
1938年創業のVASAは、アルゼンチンで唯一のフロートガラスサプライヤーとして、現在ラバロール(Llavallol) でそれぞれ1基のフロートライン、型板ガラス製造ライン、鏡製造ライン、2基の建築用ガラスの加工ラインおよび自動車用ガラスのオフライン加工施設を運営しています。(出資比率 NSG 51%、サンゴバン49%)



<アルゼンチン・ロスカルダレスの新工場建設の様子>

<アルゼンチン・ロスカルダレスの新工場>

<NSGグループの南米フロート拠点>



本件に関するお問合わせ先
<お問い合わせ>  (報道関係等) 広報部 Tel:03-5443-0100

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この企業の情報

組織名
日本板硝子株式会社
ホームページ
https://www.nsg.co.jp
代表者
細沼 宗浩
資本金
11,670,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒108-6321 東京都港区三田住友不動産三田ツインビル西館
連絡先
03-5443-9500

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