「JMP® 17」、「JMP® Pro 17」、および「JMP® Live」の提供開始

~分析ワークフローの強化、分析手順の再現、ナビ付きDOE、データ読み込みの新機能、
JMP Live によるコラボレーションや意思決定の強化を提供~


アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、以下 SAS)のJMPジャパン事業部は、探索的データ分析ソフトウェア「JMP(ジャンプ)」の最新バージョン「JMP® 17」と、JMPに高度な分析機能を追加した「JMP Pro 17」、および分析結果のレポートを組織内で共有できる「JMP Live」を、全世界同時にリリースしたと発表しました。

これらの製品により科学者やエンジニアは、原材料からの食品加工、医薬品製造の規制基準適合確認、自動運転車用センサー開発など、業界を問わず、直感的なコラボレーション型の分析ワークフローを実現できます。

今回発表された「JMP 17」、「JMP Pro 17」、「JMP Live」の新機能は、11月17日(木)~18日(金)、オンライン形式で開催される年次イベント「Discovery Summit Japan 2022(https://discoverysummit.jmp/ja/2022/japan/home.html)」でも大きく取り上げられます。


大手電子部品メーカーであるムラタ・フィンランド社(https://www.jmp.com/ja_jp/customer-stories/murata-finland.html)の新しいデジタル・マニュファクチャリングシステムでは、既存システムでは管理しきれないほど膨大なデータが生成されていました。この課題を解決するため、オペレーター、技術者、データサイエンティスト、マネージメント層に対するエンドツーエンドのワークフローツールとして、JMP を導入しました。
これにより、ドメインエキスパートは面倒なデータ準備作業から解放され、実際のビジネス価値を生み出すエンジニアリング上の問題解決に専念できるようになりました。「以前は週末を丸々使ってデータを収集していたのが、1 時間程度でデータを収集できるようになりました。収集されたデータは、その後さらに数分で、分析に適した形に変換できます。私たちは毎日何百回もこの処理を行っています」と、データインテグレーションマネージャーのPhilip O'Leary 氏は述べています。

科学機器およびサービスにおけるフォーチュン500 社のリーダーであるサーモフィッシャー・サイエンティフィック社(https://www.jmp.com/en_us/customer-stories/thermo-fisher-scientific.html)では、「JMP は、統計の専門家でなくてもデータ分析ができるように幅広いツールを備えた唯一のソフトウェアです。JMP が提供するコラボレーション型のインターフェースにより、JMPのユーザーと非ユーザー間で、生データと可視化されたデータのどちらの形式でも情報を共有できます」と、バリデーション部門補佐兼継続的プロセスベリフィケーション部門補佐のVéronique Brianto 氏は述べています。

食品メーカーであるデイリーゴールド社(https://www.youtube.com/watch?v=7UET0oQwI5Q) は、JMP を単なるソフトウェアではなく、プロセスを実現するツールとして捉えていると、サイエンス&アナリティクス部門マネージャーのKieran O’Mahony 氏は説明します。「短時間でJMP から抽出できる情報量、特にその多変量解析の部分に驚きました。これは新たにJMPを使い始めた人にとってすごいことです」と、O’Mahony 氏は述べています。

JMP Live (https://www.jmp.com/ja_jp/software/collaborative-analytics-software.html)は、全社規模で知識共有を可能にする、安全なコラボレーション型の分析プラットフォームです。サーバー側でのデータ更新とスケジューリング、コンテンツの整理、発行のワークフローを簡素化するための新しい機能を提供します。

バイオテクノロジー企業のリジェネロン社(https://community.jmp.com/t5/JMP-Blog/Video-JMP-Live-enables-enterprise-analytics-at-Regeneron/ba-p/548299#M4396)は、JMP Live を導入することで世界各地の業務部門にまたがる情報サイロを解消しました。「JMP Live により、信頼できる唯一の情報源と参照ポイントが確立され、誰もが最新の分析にアクセスできるようになりました」と、継続的改善統計チームのマネージャーであるDiana Nadler 氏は述べています。

リジェネロン社は、JMP Live で組織全体の部門がデータにアクセスできるようにし、ルーチンの分析を自動化することで、「科学者とエンジニアが本来の仕事に専念できるようにし、分析を発行することではなく、ビジネスに役立てることに時間を費やせるようになりました」。

SAS の共同創設者兼上級副社長でありJMP の創設者兼会長であるJohn Sall(ジョン・ソール)(https://www.jmp.com/ja_jp/about.html#sall)は、次のように述べています。「ワークフローは流れるようなものでなければならず、障害物や回り道によって中断されてはなりません。副次的な問題に対処するのではなく、主題に取り組みたいのです。JMP 17によりワークフローが改善され、データが示す内容にこれまで以上に注意を払い、より多くの方法でデータとモデルを探索できるようになります」。

JMP 17 とJMP Pro 17 の主な機能
• ワークフロービルダー: インタラクティブな操作の結果をワークフロースクリプトとして記録でき、自動化や教育、データ準備手順の再現、分析手順の再現のために利用できます。
• OSI PI インポート: OSIsoft PI サーバーに保存された豊富なアセットデータに、コーディングや API を使用することなくアクセスし、これらのデータを使用してモデルを可視化し、その質を高め、改善することができます。
• ナビ付きDOE: 実験の計画から分析、予測、結果の報告までのワークフローにステップバイステップのガイドを提供します。
• JMP の検索: 機能、データのクリーンアップ操作、統計的検定、可視化について、すばやく答えを得ることができます。
• 大規模な横長テーブルのハンドリングと解析の最適化(多変量の相関、応答のスクリーニング、データテーブルの変換)。
• 関数データエクスプローラのスペクトル分析: 分析化学と材料科学で一般的なスペクトルデータの前処理、モデリング、および多変量分析を実行します(JMP Pro)。
• 一般的に使用される遺伝子およびゲノムデータフォーマットの直接インポート。遺伝子マーカー分析の新しい統計プラットフォームおよび新しいモデルベースの遺伝子育種シミュレーション(JMP Pro)。

JMP Live の主な機能
• データソースへの直接接続と更新日時のスケジューリングが可能となり、サードパーティのスケジューリングツールが不要になります。
• アクセス管理の向上など、レポートをより適切に整理するために、階層化されたスペース(フォルダ)を作成できます。
• 発行のワークフローが改善され、発見を組織内で広く共有することが容易になります。
• データテーブルをダウンロードせずに表示できるため、モバイルデバイスでデータを表示できます。
• ワンクリックでJMP プロジェクトが作成され、JMPでのフォローアップ分析が容易になります。
• カテゴリカルな応答変数のプロファイル、詰め込み棒グラフ、パラレルプロットなど、インタラクティブに探索できるレポートが増えています。

JMP Clinical 17 の主な機能
臨床試験の安全性と有効性を確保するためのデータ分析ソフトウェアである「JMP Clinical」 は、処理速度とシンプルさに重点を置いて完全にリライトされ、2022 年 11 月に提供される予定です。
• JMPのみで臨床試験のレビューレポートをすばやく作成できます。
• 改善されたレポートにアクセスして、治験の健全性評価、臨床現場のモニタリング、被験者ごとのプロファイル探索ができます。
• DSUR/PSUR 報告やMedical Queries など、報告および薬事申請にすぐに使用できる標準化されたレポートを作成できます。
• JMP Live 17 に臨床試験レポートを発行して、結果をより幅広く共有しレビューすることができます。
• JMP Pro との統合により、臨床試験データを探索し、予測モデルを構築できます。

ソフトウェアに関するお客様の声
「反復的なワークフローをスクリプトなしで作成するというコンセプトが気に入っています。これにより、多くのエンジニアが助けを待つのではなく、自分でワークフローを実行できます」
– Kira Alhorn氏、W.L.ゴア社

「ナビ付きDOE プラットフォームは、ドメイン知識と統計の用語、手法のギャップを埋めることができます」
– Victor Guiller 氏、ロレアル社

「これまで、複数の計画の候補を生成するために、かなりの時間を要することが多々ありました。JMP 17 の新機能である実験計画エクスプローラにより、複数の計画を簡単かつ効率的に生成できるようになります」
– Christine Anderson-Cook 氏、ロスアラモス国立研究所

「いくつかの改善点を見て非常に興奮しています。私が長年求めていた機能がついに組み込まれたため、エンジニアは測定システム分析(MSA)をより簡単に実行できるようになります。AIAG とEMP 測定システムの分析法の機能を同一プラットフォームに組み合わせることで、一つの簡単なアプリケーションで両方の長所を活用できます」
– Ted Ellefson 氏、シーゲイト社

「オミクス解析から得られた大規模で複雑なデータセット(つまり、大規模な分子データセット)を扱う者として、JMP Pro に(t-SNE による)多変量埋め込みなどの機能が追加されたことは非常に嬉しいです。JMP はバージョンアップを重ねるごとに、こうした本当に大規模なデータセットを分析する能力が向上し続けています」
– Anderson Mayfield 氏、国立海洋生物博物館(台湾)

「当社では、JMP ユーザーであるかどうかにかかわらず、チームメンバーが分析を管理、操作、探索できるプラットフォームを必要としていました。JMP Live がまさにそのプラットフォームでした」
– AJ Kaur 氏、ペリゴ社

JMP の全機能をお試しいただけるJMP の30 日間無料トライアル版(https://www.jmp.com/ja_jp/download-jmp-free-trial.html)は、JMP のWeb サイトよりダウンロードいただけます。

JMP® 17 およびJMP® Pro 17の動作環境
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■Windows
Windows 11
Windows 10(Windows 10 Sエディションを除く)
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
注)Windows Serverで使用する場合は、PCライセンス契約への有料アドオンが必要になります。

OS: 64 bit版

CPU: x64 プロセッサ

RAM: 4GB以上推奨

ドライブ領域 : 最低2GBの空き領域

■Macintosh
macOS Ventura (13)
macOS Monterey (12)
macOS Big Sur (11)
macOS Catalina (10.15)

RAM: 4GB以上推奨

ドライブ領域 : 最低1.5GBの空き領域
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JMP について(https://www.jmp.com/ja_jp/about.html
JMP(「ジャンプ」と発音)は、1989年に米国で販売が開始されて以来、主に企業の製品企画開発部門や品質管理部門、データ分析担当者や医師、大学および公共の教育、研究機関などにおいて統計学のリファレンス的ソフトウェアとして利用されてきました。日本では1990年に販売が開始されて以来、主に製造業の品質管理やデータ分析を行う部門や、医師、大学および公共の教育、研究機関のユーザーに支持され、毎年2桁の伸びでユーザー数を増やしてきました。2001年以降、JMPの日本語版を市場に投入し、より多くの日本のユーザーに提供できるよう努めています。

JMP およびその他のすべてのJMP Statistical Discovery LLC 製品名またはサービス名は、米国およびその他の国におけるJMP Statistical Discovery LLC の登録商標または商標です。®は米国の登録商標を表しています。その他のブランド名および製品名は、各社の商標です。
Copyright © 2022 JMP Statistical Discovery LLC. All rights reserved.

SAS について(https://www.sas.com/ja_jp/company-information/profile.html
SAS は、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SAS は、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中のお客様に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SAS が「THE POWER TO KNOW®(知る力)」をお届けします。

SAS およびその他のすべてのSAS Institute Inc. の製品名またはサービス名は、米国およびその他の国におけるSAS Institute Inc. の登録商標または商標です。®は米国の登録商標を表しています。その他のブランド名および製品名は、各社の商標です。
Copyright © 2022 SAS Institute Inc. All rights reserved.

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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