成城大学キャリアセンター×IDEO TOKYO
世界の見方を変えるデザイン思考ワークショップを実施
成城大学(東京都世田谷区 学長: 杉本 義行)は、キャリアセンターが展開する「就業力育成・認定プログラム」において、デザイン思考のワークショップ「DESIGN THINKING LAB―モノづくりを通して、世界の見方を変えるー」を5月10日~6月14日に実施しました。
講師には、人間中心の分野横断的なアプローチで知られるデザインファームIDEO Tokyoから油木田 大祐 氏(インタラクション・デザイン リード)を迎え、「どのようにして、コロナ対策下のキャンパスライフをより一層楽しくできるだろうか?」をテーマに、20名の学生たちがデザイン思考を実践しました。
計5回の連続講義では、デザイン思考のアプローチである「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイプ」「テスト」の各プロセスを体験し、最終回ではIDEO Tokyoのオフィスで参加学生が自身のアイデアを発表しました。
油木田氏から、見た目をどう美しく作るかということと同じくらい『何を作るか』を定めるのも重要なデザインの要素で、これこそがDesign Thinking(デザイン思考)の本質であると学んだ学生たち。キャンパスライフをより楽しくするために、「たった一人の誰かのための、最高の贈り物」として考えた解決策は、学生の個性と共感力が反映された、人間中心のデザインがなされているものでした。
学生たちにとって身近な大学キャンパスにある問題の見方が変わる瞬間、そして、課題を発見し解決する達成感を学生たちは経験しました。
実際に今回のプログラムで製作されたプロトタイプが、7号館地下食堂の食券機に採用され、ボタン表示が色分けされて見やすくなりました。キャンパス内で人間を中心としたイノベーションが起き始めています。
成城大学の「就業力育成・認定プログラム」では、どのように就職活動をするかをデザインすることに留まらず、自らのキャリアで「何を作るか」を考える力、ありたい自分をデザインする力を育成することを重視しています。それはまさに、建学の精神に掲げる「独立独行」の人間像につながっています。
▼本件に関する問い合わせ先
成城学園企画広報部 企画広報課
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