追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)はこのたび、株式会社リバネス(東京都新宿区)とL-RAD(研究者が持つ技術開発等の未活用の研究アイデアを集積するプラットフォーム)の利用に関する協定を締結。今後は積極的に共同研究費などの外部資金獲得機会の創出を図っていく。なお、関西圏の大学がL-RADの連携研究機関になるのは同大が初めてとなる。
L-RADとは、産業応用の可能性があるものの提案する先がない「未活用の研究アイデア」を集積するプラットフォーム。2020年には、文部科学省の研究支援サービス・パートナーシップ認定制度に選出され、2022年3月現在、2,000件以上のアイデアが登録されている。
未活用の研究アイデアを会員企業が閲覧し、また運営者である株式会社リバネスのコミュニケーターがさまざまな企業と接続することで、共同研究プロジェクトを創出していく。
このたび追手門学院大学は、世界で初めて「知識製造業」を営むベンチャー企業として誕生した株式会社リバネスとL-RADに関する協定を締結した。
同大は2019年、2040年に目指す将来像として長期構想2040を公表。文理にまたがる学問領域を担う総合大学としての地位を確立し、多様な価値観や異文化を持つ学院生と教職員が世界中から集うイノベーションの源泉であり続け、教育および研究において類まれなる成果を生み出し続ける日本有数の教育・研究機関として世界中に認知される存在となることを目指している。
今回の連携が、これまで以上に受託研究・共同研究などの外部資金獲得機会の創出を促進し、研究成果の向上につながるよう大学を挙げて取り組んでいく。
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