愛知大学綜合郷土研究所が3月19日に公開シンポジウム「副葬品がかたる古墳文化 -- 寺西1号墳シンポジウム --」を開催



愛知大学綜合郷土研究所(愛知県豊橋市)は3月19日(土)、豊橋市公会堂において公開シンポジウム「副葬品がかたる古墳文化―寺西1号墳シンポジウム―」を開催する。これは、同研究所による寺西1号墳の整理作業の成果を公表し、古墳文化への理解を深めることを目的に実施するもの。定員300名。当日先着順、参加費無料。




 寺西1号墳は、豊橋市石巻小野田町にかつて存在した6世紀後葉の直径25メートルの円墳。愛知大学綜合郷土研究所では2019~21年度にかけて副葬品の一部の整理作業及び大刀の保存処理を行った結果、後期古墳としては破格の内容であることが明らかになった。

 シンポジウムでは寺西1号墳の説明のほか、大刀や馬具、須恵器などの副葬品について紹介する。概要は以下の通り。

◆副葬品がかたる古墳文化―寺西1号墳シンポジウム―
【日時】2022年3月19日(土)13:00~ (開場12:00)
【場所】豊橋市公会堂(豊橋市八町通二丁目22番地)
【定員】300名(当日先着・参加無料)
【プログラム】
13:00 開会あいさつ
13:05 「寺西1号墳とはどんな古墳か」岩原剛 豊橋市文化財センター所長 
13:30 「象嵌装大刀」初村武寛 公益財団法人元興寺文化財研究所
 ※zoomまたはビデオ発表
13:55 「武器:馬具」大谷宏治 静岡県文化財課 
14:35 「須恵器」大西遼・尾崎綾亮 愛知県陶磁美術館・愛知県埋蔵文化財調査センター 
15:00 「6~7世紀の古代氏族」廣瀬憲雄 愛知大学文学部教授・綜合郷土研究所所員
15:45 セッション
16:45 閉会あいさつ

*参加希望者は新型コロナ感染対策として、当日の検温とマスクの必着、手指消毒にご協力ください。
*今後の感染拡大状況によっては中止をする場合があります。

●愛知大学綜合郷土研究所
 東海地方(愛知・岐阜・三重・静岡・長野)の地域研究のために設立。社会学、歴史学、地理学、文学、生活文化学等の各分野から構成され、多面的な見地から総合的な研究を進めている。
主な活動として、東海地方の書籍の収集、考古遺物・古文書の収集および整理、公開シンポジウム、公開講演会、見学会の開催など。
 https://www.aichi-u.ac.jp/kyodoken

(関連記事)
・【愛知大学】寺西一号墳出土の銀象嵌装大刀(ぎんぞうがんそうたち)について -- 刀身自体に龍文が施されたものは全国で4例目(2022.03.18)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-47810.html



▼本件に関する問い合わせ先
愛知大学綜合郷土研究所
TEL:0532-47-4160
メール:kyodoken@ml.aichi-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
愛知大学
ホームページ
https://www.aichi-u.ac.jp/
代表者
広瀬 裕樹
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非上場
所在地
〒461-8641 愛知県名古屋市東区筒井2-10-31

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