新製品MCA4000型により、長時間のメモリ・インタフェースの解析結果を瞬時に表示、メモリ・バス動作の詳細解析が可能
報道発表資料
2013年10月23日
テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、JEDEC DDR4、DDR3、DDR3Lメモリ規格の高速のプロトコル/性能/コンプライアンス検証用、リアルタイム・メモリ実行検証の新たなソリューションを発表します。テクトロニクス、メモリ・ソリューションのパートナ企業であるNexus Technology社によって開発されたMCA4000型プロトコル・コンプライアンス/バス・プロトコル・アナライザは、長時間のメモリ・インタフェースを瞬時に表示し、メモリ・バス動作を詳細に解析できるため、デバッグ時間、製品の市場投入までの時間を短縮することができます。
より高速のデータ・レート、低消費電力、大きな容量のDDR4、DDR3Lなどのメモリ技術に産業界が移行するにつれて、設計エンジニアはより小さなマージン、高速なエッジ・レート、複雑なバス・プロトコルでデバイスを検証/デバッグしなければならないという問題に直面しています。テクトロニクスは、電気テスト、ロジック・デバッグ、豊富なプローブ/インターポーザ/ソフトウェア解析機能による既存のソリューションに今回のリアルタイム実行検証ソリューションを追加することで、業界で最も優れたメモリ解析ポートフォリオでこの厳しい要求に応えます。
テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「最新のJEDEC規格は、従来に比べてメモリ検証/デバッグがより難しく、より厳しい要求になっています。製品ラインアップに実行検証が追加されたことで豊富なテスト・ソリューションの提供が可能となり、すべてのスピードや形状のメモリに対して、迅速に問題を特定し、デバッグすることができます」
MCA4000型メモリ・コンプライアンス・アナライザはデュアル・アーキテクチャを装備しており、プロトコル違反を検出するだけでなく、違反の取込み、解析、およびバス性能の測定が可能です。MCA4000型はプロトコル・アナライザを統合しており、DDRメモリを高速でモニタし、イベント/違反の統計結果をリアルタイムにレポートします。さらに、1Gサイクルのアクイジション長を持ったロジック・アナライザ機能も統合しています。
MCA4000型は、フル・プログラマブルのフロントエンドを備えており、オシロスコープのようなアイ・ダイアグラムを出力してDDRのPHY設定、バス・インテグリティ、必要なサンプル・ポイントを表示することができます。テクトロニクスのプローブ、インターポーザは、TLA7000シリーズ・ロジック・アナライザとMCA4000型で共有できるため、1つの負荷で高速のタイミング、ステート、プロトコル、およびリアルタイムのデータが同時に観測できます。
テクトロニクスについて
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(www.tektronix.com/ja)をご覧ください。
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