東京女子大学(東京都杉並区、学長:茂里一紘)キャリア・センターは、2021年8月23日~9月1日のうち5日間、株式会社電通国際情報サービス・スターツコーポレーション株式会社・日鉄エンジニアリング株式会社の3社と協力し、大学1年生~2年生を対象にしたPBL「ワタシゴトキャリアラボ」をオンラインで行いました。
大学に入学して間もないうちから将来のキャリアを自分事(ワタシゴト)として捉え、次の行動に繋げられるよう、協力企業の実例に基づいてチームで課題に取り組み、クリアすることで「働くリアル」を実感できる内容となっています。
さらに今年度は、社会の課題に目を向けられるよう、各社から出される課題においてSDGsを共通テーマにしたこと、コロナ禍での行動制限の影響が懸念される対人コミュニケーション力と自己理解を伸長させること、以上の2点に留意してプログラム内容を工夫しました。オンラインでの実施にも関わらず、社会人基礎力の自己認識はワークショップ前後で大きく向上しました。
実施後アンケートでは、「自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力(+27%)」「物事に進んで取り組む力(+24%)」「現状を分析し目的や課題を明らかにする力(+24%)」の項目に特に顕著な変化がみられ、高い効果が確認できました。また、「自分に自信を持てた」「新たな『自分』を知ることができ、強みを増すことができた」「全く見通しを立てることができなかった自分のキャリアに光が見えた」と次のステップを見据えた前向きのコメントが多く見られ、参加に対する満足度は98%という高い結果でした。
東京女子大学公式サイトでは詳細の他、当日の様子や協力企業担当者の声、学生の感想を動画(約7分)でご覧いただけます。
https://www.twcu.ac.jp/main/topics/2021/1115_01.html
【各日のプログラム概要】
1日目―イントロダクション 自分・チームメンバー・参加企業3社を知る
2日目―(IT)電通国際情報サービスのワーク 航空会社の本質的な課題を解決する
3日目―(不動産)スターツコーポレーションのワーク 誰もが永く住み続けられる街づくり
4日目―(建設)日鉄エンジニアリングのワーク タイの社会課題を解決するソリューション
5日目―コンクルージョン 女性社員のパネルディスカッションと総振り返りで明日からの自分を考える
キャリア・センターは、学生が自分のキャリアを考え、有意義な学生生活を送り、自信をもって卒業していけるよう、従来の方法にとらわれることなく、その時代や学生のニーズに合った支援を進めています。今後も社会の変化に柔軟に対応し、学生一人ひとりを大切にする就職支援に取り組んでまいります。
▼本件に関する問い合わせ先
東京女子大学
広報課
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