医療ビッグデータ利活用促進で世界の創薬研究に貢献
IQVIA、TriNetXと連携強化し、グローバル展開へ
国内最大規模の診療データベースを保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)は、国際的な創薬研究に貢献する医療ビッグデータの利活用を促進するために、全世界で医療データサービスを提供する米国のIQVIA(ノースカロライナ州およびコネチカット州)の日本法人のIQVIAソリューションズジャパン株式会社とTriNetX, LLC (マサチューセッツ州、読み方:トライネットエックス)と業務提携契約を締結したことをお知らせします。
MDVの保有する診療データベースの国内の実患者数は3,669万人(2021年7月末日集計)に上ります。創薬につながる研究のための世界からの国内診療データへの旺盛なニーズに対応するため、 IQVIAとTriNetXとの連携を強化します。両社の国際的なネットワークを活用し、日本国以外でのMDVの診療データの利活用を加速させていきます。
IQVIAは、世界100以上の国と地域で製薬会社を中心に、臨床開発やマーケティングなどのコマーシャル領域でのパフォーマンス向上に向けたサービスを提供しています。
IQVIAがMDVのデータを用いたサービスを海外展開することにより、研究開発、コマーシャル領域におけるフィージビリティ(事業化調査)など、海外の製薬企業や研究機関がMDVのデータを利活用しやすくなります。
TriNetXは、世界29か国にまたがる医療機関等と提携し、患者数にすると4億人を超えるグローバルヘルス研究ネットワークを構築しています。また、世界有数の治験プラットフォームを保有しています。TriNetXは株主である三井物産株式会社(東京都千代田区)と共に、国際共同治験などでのMDVのデータの利活用を促進します。
MDVの診療データベースについて情報発信している『EBM情報局』の二次元バーコード(
https://www.mdv.co.jp/ebm/)