人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢「アテンションデータ」の取得・提供を行うTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2021年7月14日にテレビ朝日で中継された「MLBオールスターゲーム2021」はどのように見られていたか分析しました。
どんな属性の方が「MLBオールスターゲーム2021」を視聴していたか?先日、日本人として初登場したホームランダービーでも話題を独占したエンゼルス・大谷翔平さんの登場シーンは注目されていたのか?をTVISION独自の指標であるアテンション含有率(*1)を使って考察しました。
*1アテンション含有率:
世帯視聴率1%あたり「どのぐらいちゃんと見ている人がいるのか」がわかります
■スポーツ番組関心層、中でも女性(50歳以上)が特に注目!
野球中継なので、個人全体のアテンション含有率に加え、TVISIONが保有する属性、スポーツ番組関心層での見られ方を比較調査しました。結果、スポーツ番組関心層のほうが、6%も番組をじっくり見ていたことがわかります。
また、前週の同時間帯と比較すると個人全体では、見られ方が若干減少していましたが、スポーツ番組関心層では増加しており、このオールスターゲームがスポーツ番組関心層から注目されていたことが伺える結果になりました。
スポーツ番組関心層の中でも、性年代をわけてみたところ特に女性(50歳以上)の指示を集めていることが分かりました。平日の午前中ということもありますが、女性の関心を集めていたといえそうです。
F1:女性(20~34歳)
F2:女性(35~49歳)
F3:女性(50歳以上)
M1:男性(20~34歳)
M2:男性(35~49歳)
M3:男性(50歳以上)
■1番じっくり番組を見ていた女性(50歳以上)のスポーツ番組関心層はどのシーンに注目していたのか?
では、1番アテンション含有率が高かった女性(50歳以上)のスポーツ番組関心層は番組のどのシーンで注視が高かったのでしょうか?毎分のデータで解析してみました。
前半の、大谷翔平さんが打席に立ったシーンや今回は惜しくも直前でメンバーから外れてしまった菊池雄星さんとの過去のハイライトシーンに注目が集まっていました。一番注視が高かったシーンは試合後半の名プレー場面でしたが、大谷翔平さんへの関心が高いことが分かりました。
〈今回分析に使用したアテンション含有率について〉