デジタル時代にグローバルな舞台で活躍できる人材を育成することを目指して、テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長マシュー・ウィルソン/TUJ)では、学部生向けに今夏学期(5月下旬~)から新たにコンピューターサイエンス (CS)と情報工学 (IST)の副専攻2つを導入すること、そして学部専攻に関係なくすべての学士号保有者向けにISTのオンライン修士号プログラム (MS)を提供することを決定しました。2021年秋学期にオンライン修士号プログラムへの入学を希望する場合は、7月31日が願書締切となります。
TUJ学部課程では、すでに2+2留学プログラム(
https://www.tuj.ac.jp/jp/ug/majors/computer-science.html)、すなわち2年間TUJで履修した後に、米国フィラデルフィアのテンプル大学本校現地で2年間履修し、学位を取得するプログラムを提供しています。
マシュー・ウィルソン学長は、「さまざまな職業分野でも日常生活においても、コンピュータースキルや情報科学の深い知見はますます重要になっています。世界のトップ350大学(THEタイムズ・ハイアーエデュケーション 世界大学ランキング2021)にランクインする米国大学の重要な拠点である本学では、学生がグローバル市場への準備を十分に整えられるよう、より多くの道筋を戦略的に用意していきます」と語っています。
米国本校では、CSを副専攻とする学生の多くは工学、IST、数学といった関連領域を主専攻としていますが、TUJで学ぶその他の専攻分野の学生にも、事前にいくつかの必修科目を履修することを条件に、CS副専攻の道が広く開かれることになります。ISTを副専攻とした場合、学生は多彩な分野における技術的基礎を身に着けることができます。
TUJのジョージ・ミラー教務担当副学長は、「これらの副専攻は、アートやアジア研究からコミュニケーションや国際ビジネスにいたるまですべての専攻学科の学生にとって、好ましい補完的な役割を果たすものです。どちらの副専攻も、就職活動において極めて魅力的な人材となるスキルを学生に習得させるものです。プログラミングと理論の両方を学ぶことができます」と語っています。
オンライン修士号プログラムについては、コンピューターサイエンスを専攻としない学生のための、卒業後の選択肢となります。このプログラムの導入によって、TUJでの学位取得プログラムはさらに魅力を増すでしょう。費用面での利点として、学費は、海外からの学生を含め日本在住の学生も、米国本校の州内居住者と同額とします。
この修士プログラムは柔軟に設計されており、どの分野であっても学士号の保有者であれば、事前に学部で履修しておくべき必修科目はありません。いつでも出願手続きを進めることができるので、仕事に就いている多忙な方も学生も、準備が整ったときにいつでも手続きをスタートできます。
「本学が目指すのは、現代の経済社会で需要の高い学位を学生が英語で学んで取得できるようにすることです。このオンライン修士号によって、より多くの学生がそのような仕事に就き、グローバル経済に貢献できるようになるでしょう」とウィルソン学長は語っています。
◆ 同大サイト内記事:
(日本語)
https://www.tuj.ac.jp/jp/news/2021/05/18/tuj-adding-two-new-minors-and-an-online-masters/
(英語)
https://www.tuj.ac.jp/news/2021/05/18/tuj-adding-two-new-minors-and-an-online-masters/
※関連記事:
『新戦略とともにTUJ新チャプターが幕開け グローバルリーダーの育成、ITプログラムなど新たな施策が始動』
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