テクトロニクス、PCI Express(R) 5.0のトランシーバおよびリファレンス・クロックの新ソリューションを発表

アンリツとの協業により、トランスミッタおよびリファレンス・クロックのテスト・ソリューションを補完し、業界トップクラスのレシーバ検証を可能に

テクトロニクス(所在地: 東京都港区、代表取締役: Kent Chon)は本日、アンリツ株式会社(https://www.anritsu.com/ja-JP/ )との協業による、PCI Express® 5.0のトランシーバ(Base、CEM)とリファレンス・クロックの新ソリューションを発表しました。プリコンプライアンスのための初期CEMフィクスチャの提供は業界初になります。優れたトランスミッタおよびリファレンス・クロックのテスト・ソリューションを提供し、業界トップクラスのレシーバ検証を可能にします。

PCI EXPRESSは、3年ごとに帯域が2倍になっており、また5.0Base仕様(128GB/s)の発表などにより、有力な高速シリアル・コンピュータ・バスとして業界をリードしています。周辺コンポーネントのI/Oデータ伝送の規格策定機関であるPCI-SIG®は、2021年にマルチレベルのPAM4シグナリングを含んだPCI EXPRESS 6.0仕様(256GB/s)を発表することを公表しました。今後も引き続き急速な開発の進展が期待されています。

テクトロニクスの副社長、兼ジェネラル・マネージャのクリス・ウィット(Chris Witt)は、次のように述べています。「PCIe Gen5のCEMテスト・フィクスチャを提供する初のメーカとして、お客様が技術革新のペースをアップし、市場をリードするためにお役に立てることをうれしく思います」

400G Ethernet、クラウドAIとモデリング(コプロセッサ)、ストレージ容量、NANDベースのストレージなどの新たな要件に伴い、サーバ/ストレージ業界は急速にPCI EXPRESS 5.0に移行しつつあります。この急速な進歩により、PCI-SIGによる従来のシリコン・レベルのBase検証と、CEMコンプライアンス・テストに分かれていたテスト/測定において、まったく新しい問題が提起されることになりました。

アンリツ株式会社、通信計測カンパニープレジデントの島 岳史 氏は次のように述べています。「私たちのお客様は技術革新の実現へ日々チャレンジしています。お客様の最先端技術開発のお役に立つために、私たちは次世代規格PCI EXPRESS 6.0を見据えてこれからもソリューションを提供してまいります。」

テクトロニクス、PCI EXPRESSシステム・エンジニアのDavid Bouseは、次のように述べています。「PCIe5.0規格の登場により、PCIeはますます高速に、複雑になっており、設計エンジニアは新たな設計問題、さらなる短時間での製品市場投入という課題に直面しています。また、新しい規格仕様から、新しいコンプライアンス・テスト要件を理解しなければなりません。認証機関で試験を受ける前に、統合テストの機器とソフトウェア・ソリューションを用意しておくことが重要になります。テクトロニクスのPCIe 5.0用テスト/デバッグ・ソリューションは、コンプライアンス・テスト、デバッグを簡単にガイドしてくれるため、設計が規格に対して確実に適合できることを確認できます」

テクトロニクスのPCI EXPRESS 5.0トランシーバおよびリファレンス・クロック・ソリューションは、5.0Base仕様、5.0 CEM仕様、5.0テスト仕様に対応するように設計され、引き続きこれらの仕様に対応していきます。

主な特長:
・PCI EXPRESS 5.0(32GT/s)Base/CEM自動トランシーバ・ソリューションは、DPO70000SXシリーズ70GHzリアルタイム・オシロスコープと、アンリツのMP1900Aシグナル・クオリティ・アナライザRシリーズ(BERT)で実現 (https://www.anritsu.com/ja-JP/test-measurement/products/mp1900a )
・テクトロニクスの新しい自動化ソフトウェアは、優れたアルゴリズムによる、32GT/s、16GT/sでのEyeキャリブレーション
・SigTest Phoenixと高度なパラレル処理を含む、最先端のツール対応により、トータルのテスト時間を短縮
・複数のフォーム・ファクタ(M.2、U.2)、クロック・アーキテクチャ(CC、SRNS、SRIS)
32GT/sの非相関ジッタおよびパルス幅ジッタの測定による5.0Base仕様のリアルタイム・エボリューションにしたがった、A/Dレンジの最適化とノイズの最小化
・Silicon Labsの PCIe Clock Jitterツールと、テクトロニクスのDPOJETツールの完全統合により、100MHzリファレンス・クロック・ジッタとシグナル・インテグリティ測定の課題に対応
・PCIe 5.0 CEMテスト用、業界初のプリコンプライアンス・テスト・フィクスチャ

製品価格

テクトロニクスPCI ExpressソリューションはDPO/MSO70000SX/DXシリーズオシロスコープにより利用可能です。価格と詳細についてはお問合せください。

アンリツ株式会社について
アンリツ株式会社は、神奈川県厚木市に本社を置く、通信計測分野において120年を超える実績を持ったグローバル企業です。5G、IoTを含む最新技術に対応した各種計測ソリューションを提供しています。アンリツMP1900A/テクトロニクスソリューションの詳細については、Webサイト(https://www.anritsu.com/ja-JP/test-measurement/solutions/mp1900a-03/index )をご覧ください。

テクトロニクスについて
米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、お客様の問題を解決し、詳細の理解を深め、新たな発見を可能にする、革新的で正確かつ操作性に優れたテスト/計測モニタリング・ソリューションを提供しています。テクトロニクスは70年にわたり電子計測の最前線に位置し続けています。
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この企業の情報

組織名
株式会社TFF テクトロニクス/ケースレーインスツルメンツ
ホームページ
http://jp.tek.com/
代表者
Kent Chon
資本金
10,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒108-6106 東京都港区港南品川インターシティB棟6階
連絡先
0120-441-046

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