<ルミネシンガポール> 第2回「INTO THE WOODS Okuyamato Craft from Nara」開催報告

奈良奥大和地域の豊かな自然や暮らしを取り入れたライフスタイルを提案

株式会社ルミネ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森本雄司)とルミネシンガポールは、奈良県と協業し「INTO THE WOODS Okuyamato Craft from Nara」を2021年1月15日~2月21日までルミネシンガポール店内にて開催しました。
このイベントは、奈良県との取り組みとして、今回2回目の開催で、奈良・奥大和地域で活動する事業者が製作した木工家具・雑貨などの商品を販売するポップアップストアです。
前回(2019年10月11日~31日)好評だった木工家具・インテリア雑貨に加え、今回は新たに食品・食器類などの商品を取り揃え、奈良・奥大和地域の豊かな自然や暮らしを取り入れたライフスタイルを現地の人々に提案することを目指しました。


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企画の背景
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ルミネは地方自治体と協業することで、地域の生産者や職人とお客さまを繋ぎ、双方のライフバリューの向上を目指しています。
今回のプロジェクトでは、奈良県奥大和のものづくりの魅力を国内外に発信すると共に、販路拡大を目指す奈良県とのコラボレーションにより実現しました。
また、新型コロナウイルスの影響によりシンガポールから日本への渡航が困難になり、ステイホームに伴い生活習慣が変化しライフスタイルへの興味関心が高まっているタイミングと捉え今回のイベントを実施しました。


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イベント実施レポート
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第2回目となる「INTO THE WOODS Okuyamato Craft from Nara」では、生産者や職人が商品の生産背景やストーリーを伝えるポップアップストアとして開催しました。
店頭での集客イベントは実施せず、前回購入された方やシンガポールの顧客へのオンラインカタログ配信やSNS投稿等、前回のイベントよりデジタル上でのPR活動に注力しました。
結果、現地の大手新聞やメディアにも掲載され、コロナ禍でも新規のお客さまに多数ご来店いただくことができました。大型家具の半数を販売でき、前年実績を大きく上回る結果となりました。
家具や雑貨をご購入された現地のお客さまからは、吉野杉やヒノキの独特な木目や香り、滑らかな手触り等の細部にわたるクラフトマンシップに感銘を受けたというお声を多数いただき、日本の素材や職人の技に対する評価の高さがうかがえました。
食器では木製のトングやまな板、食品では添加物の少ない自然由来の梅干しや、伝統的な製法で作られたお茶の香りの高さにもご好評いただいたのが特徴的でした。
イベントの実施を通して、シンガポールに住む方々の日本のものづくりに対する審美眼の高さと、長期化するステイホーム期間により、インテリアや食生活に対する関心の高さが見受けられました。

また、シンガポールから観光目的の訪日者数のうち78%がリピーターである(JNTO2019年度調査より)ことから、日本の伝統工芸や食生活について熟知されているお客さまも多く、商品価値を伝えやすい国であることも再確認できました。
奈良県奥大和移住・交流推進室の福野さんは今回のルミネ、ルミネシンガポール、奈良県と3社合同の取り組みについて「前回好評をいただいた本催事を今年も開催でき嬉しく思います。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中での開催にも関わらず、多くの商品が現地で受け入れられ、コロナ禍における新たなライフスタイルを商品とともにご提案できたと思います。
事業者の自信に繋げることができたほか、海外における奥大和製品の販路拡大の可能性を見出すことができました。」と語って下さいました。 
また、今回のイベントの中でも最も高額な商品であるCJ3 2seater chair mujiiを製作するstudio jigの平井さんは「今回の展示会が、コロナ禍の中でも良い結果が出ているのは、関係者の方々のご尽力と、奥大和が持つ魅力や作家の技が認められた結果だと思います。
今後も海外へ奥大和の魅力を伝えられる様に作品を作り続けていきたいと思っています。」と今後の海外進出に対する意欲を語って下さいました。
なお、このポップアップと連動し、同時期に在シンガポール日本大使館ジャパンクリエイティブセンター(JCC)での展示も実施しました。
また現地メディアにも大きく取り上げられたことをきっかけにシンガポール発のアートECサイトArtling(https://theartling.com/en/)での販売も実現しました。


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開催概要
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〔期間〕
 2021年1月15日~2月21日

〔場所〕
 ルミネシンガポール店内
 (https://www.lumine.ne.jp/japanese/singapore/)

〔SNS〕
 Instagram:@intothewoods2021
 Facebook Page:INTO THE WOODS:Okuyamato Craft from Nara

〔内容〕
 奈良県奥大和市の事業で製作、生産された家具・雑貨・食品の販売

〔参加事業者〕
 19事業者
 あかり工房 吉野 / 白い犬~Anjing Putih~/ 下市木工舎 市 ichi / 維鶴木工 /
 MoonRounds / studio Jig /森庄銘木産業(株) / 木工 森/ MURAO / En lada /
 (株) 徳田銘木 / スカイウッド(株) /工房アップルジャック /(株)廣箸 / 木刻屋 /
 吉谷木工所 / (株)パンドラファームグループ / 嘉兵衛本舗 / 堀内果実園 (順不同)


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奈良県奥大和とは?
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奈良県の高原が広がる東部から山岳地帯の中南部にかけての19市町村を総称した地域で、面積にして奈良県の約3分の2を占めます。
広大な自然と気候から、奥大和には地域に根付く様々な産業が存在し、その中でも約500年前から続く「吉野林業」が一大産業として挙げられます。
全国の林業の模範とされてきた「吉野林業」が作り出す吉野材は、全国的にもブランド材とされ、節が無くまっすぐに伸びた緻密な年輪模様が特徴です。
近年この奥大和産の吉野材を求めて移り住んできた作り手による家具・雑貨などが、暮らしのアイテムとして注目されています。


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ルミネシンガポールとは?
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「LUMINE SINGAPORE」は、シンガポールリバー沿いの有数の観光エリア Clarke Quay(クラークキー)エリアの商業ビル内に出店しています。
好奇心旺盛なシンガポールの働く女性をメインターゲットに、ルミネ独自の視点で”TOKYO STYLE・ CULTURE・DESIGN“を発信するコンセプトストアです。
東南アジアの中でも様々な文化が交錯し、多種多様なカルチャーを求める人々が集まる世界都市シンガポールにて、ルミネが“新たな顔”となって、ローカルと融合した新しいファッションカルチャーの共創を目指していきます。
日本のいいものを“正しく”伝えるため日本のお客さまと同様インバウンド脚色せずに、ルミネのキュレーションによるイベントを実施しています。


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株式会社ルミネ 海外事業部 担当者コメント
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ルミネの海外事業では、海外マーケットの開拓とLUMINEブランドの浸透を目指し、シンガポールやインドネシアといった東南アジアでの事業展開や、国際的なメディアを通じた情報発信をしています。
海外では単に事業展開するのではなく、本取り組みのような、日本ブランドやものづくりの素晴しさを海外のお客さまへお届けする取り組み等、国を越えて人や文化の交流が促進されるような取り組みを進めています。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社ルミネ
ホームページ
http://www.lumine.ne.jp/lumine_info/index.html
代表者
森本 雄司
資本金
237,520 万円
上場
非上場
所在地
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル10F
連絡先
03-5334-0550

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