【第2回】サーチャーはどんな人?成功の条件『#2 個人が主役のM&A、「サーチファンド」という新しい事業承継の形』~MA Channel~ コラムより

株式会社日本M&Aセンター(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅卓、URL:https://www.nihon-ma.co.jp/、以下 日本M&Aセンター)が自社HP内で運営するMA Channelに『サーチャーはどんな人?成功の条件、#2 個人が主役のM&A、「サーチファンド」という新しい事業承継の形』という記事を掲載しました。


「サーチファンドをやるには、どんな経験やスキルが必要ですか?」
私への相談でよく聞かれる質問の一つである。


アメリカのサーチャーのバックグラウンド
アメリカのサーチファンドに関する調査によると、黎明期から現在に至るまで、サーチャーの約8割がビジネススクール卒業生で、年齢的には30歳台が中心である。


またサーチャーのバックグランドとしては、2002年以前のサーチファンドでは、コンサルティングファームや投資銀行出身のサーチャーが多かった。これが、2008年以降になると、M&Aファンド(プライベートエクイティファンド)出身のサーチャーが増えてくる。この背景には、サーチファンドへの適性以外に、ビジネススクール在籍者の構成、経済環境など様々な要因がからんでいるため、安易に示唆は出せないが、M&Aやその後の経営の一連のプロセスを経験しているM&Aファンド経験者が、サーチファンドを始めやすいことは間違いない。一方で、いわゆる事業会社出身のサーチャーも多い。個人的な経験からすると、中小企業のM&A後に最も必要なスキルは、現場の社員を巻き込み動かす能力である。 PEファンド出身者は、M&Aの経験という意味では確かにサーチファンドをスムーズに始められるが、M&A後の経営となると実はプロフェッショナル/エリート集団のPE出身者よりも、事業の現場を知っている人材の方が適しているのかもしれない。





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▼筆者プロフィール
株式会社サーチファンド・ジャパン(Search Fund Japan, Inc.)
代表取締役
伊藤 公健(いとう・きみたけ)

株式会社サーチファンド・ジャパン代表取締役 マッキンゼー(東京、フランクフルトオフィス)を経て、ベインキャピタルにてM&A投資および投資先の経営支援に携わる。
その後、日本で初めてのサーチファンドを目指し活動。設立したファンドにより株式会社ヨギーをM&Aし経営をリードした他、中小企業への投資・アドバイザー等を中心に活動。
2020年にサーチファンドの産業化を目指し株式会社サーチファンド・ジャパンを設立、代表取締役に就任。
1979年生まれ。福井県出身。東京大学工学系研究科建築学専攻修了(修士)。


▼サーチファンド・ジャパンについて
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株式会社日本M&Aセンター 広報担当 pr@nihon-ma.co.jp

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この企業の情報

組織名
株式会社日本M&Aセンター
ホームページ
https://www.nihon-ma.co.jp
代表者
三宅 卓
資本金
250,000 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号鉄鋼ビルディング 24階
連絡先
03-5220-5454

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