視聴質のTVISION「TBS系『日曜劇場』はどの属性によく見られてる?」を発表
独自の人体認識センサーでテレビの自然な視聴動向を計測し、データを提供しているTVISION INSIGHTS株式会社(東京都千代田区大手町、以下TVISION)は、9月27日(日)に好調のうちに最終回を迎えた「半沢直樹」を含めたTBS系列「日曜劇場」の直近4作品について、どの属性に見られていたかについて調査しました。
本文中のグラフは、各作品の「VI値 × AI値* 」が、各作品と同じ期間に放送された民放5局の全番組・CMの平均値* と比較して、各作品ごとにギャップが大きい上位3属性のグラフを並べています。
※VI値(テレビ前の滞在度)×AI値(テレビ注視度)は「専念視聴度合い」を示す指標です。
※平均値は、各番組が放送されている期間の全番組の見られ方の平均を示す指標です。平均値と専念注視度の差分をみることによって、各番組が各属性にどの程度よく見られているのか相対的に把握することが可能になります。
全体的に支持が高いのは若年層。M1層が4作品、Teen層が3作品で上位に入る結果
「グランメゾン東京」と「テセウスの船」「半沢直樹」の3作品で、M1層(20~34歳男性)のギャップが一番大きい結果となりました。また「ノーサイド・ゲーム」でもM1層が注視していました。
Teen層(13~19歳男性/女性)も3作品で上位3属性の中に入っており、普段テレビをあまり視聴しないと言われる属性の支持を多く獲得したということが分かります。
「半沢直樹」は意外にもChild層が上位に入りました。日曜日の放送ということもあり、親子でドラマタイムを楽しんでいるのではないかと推測されます。
【ドラマ概要】
「ノーサイド・ゲーム」:2019年7月スタート 主演:大泉洋 原作小説:池井戸潤
弱小ラグビーチームのゼネラルマネージャーに就任した主人公の奮闘が描かれた物語
「グランメゾン東京」:2019年10月スタート 主演:木村拓哉 脚本:黒岩勉オリジナル
世界最高の三ツ星レストランを作りあげようとするフレンチのカリスマシェフの物語
「テセウスの船」:2020年1月スタート 主演:竹内涼真 原作漫画:東元俊哉
家族の運命を変えた殺人事件の謎を時代を超えて追う青年とその家族の絆が生み出す奇跡の物語
「半沢直樹」:2020年7月スタート 主演:堺雅人 原作小説:池井戸潤
曲がったことを誰よりも嫌う主人公がバンカーとしての誇りにかけあらゆる勢力に立ち向かう物語
本分析掲載ページはこちら
https://tvisioninsights.co.jp/whitepaper/2020/6044/
<注釈>
・集計対象は、対象番組および平均値を構成する民放5局の全番組、全CMとなります。
・小数点3位以下は四捨五入しています。
<数値について>
VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.00としています。
※1 VI値 (滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
※2 AI値 (注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
※3 VI値×AI値 (専念視聴度)
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
<データの収集方法>
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いて「テレビの前に人がいるか」「番組のどこで画面に注目したか」といった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測を開始し、現在は地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒で視聴質の計測を行っています。
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TVISION INSIGHTS株式会社 広報担当 高橋
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