東京工芸大学(所在地:東京都中野区)は、義江龍一郎(よしえ りゅういちろう)の任期満了に伴い、2020年4月1日付けで吉野弘章(よしの ひろあき)が第9代学長に就任しましたのでお知らせいたします。任期は2020年4月1日から2023年3月31日までとなります。
◆新学長メッセージ
本学の原点は、1923(大正12)年に創設された「小西寫眞専門学校」です。我が国の写真教育の先駆的存在として、多くの人材を世に送り出してきました。写真には、カメラやレンズといった工学的な要素と、テーマや表現というような芸術的な要素があります。テクノロジーとアートの両方の要素が、創立当初からカリキュラムにうまく取り入れられてきたのです。技術革新によって表現や創造の幅は広がり、また、豊かな感性が技術を進化させる。それらは社会を発展させる両輪なのです。これからも本学はテクノロジーとアートを調和、融合させながら、ますます大きく変化する時代に、いっそう社会のニーズに応えながら進んでまいりたいと考えています。
【新学長プロフィール】
吉野 弘章 (よしの ひろあき)
1965年 東京都生まれ
◆学 歴
1985年 3月 東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業
2002年 3月 東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻博士前期課程修了 修士(芸術学)
◆職 歴
1980年代後半より写真専門ギャラリーにて、写真展のプロデュースや作家のマネージメントを行う
2003年 6月 美術品としての写真についての研究で日本写真協会賞新人賞、日本写真芸術学会賞奨励賞を受賞
2004年 4月 京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科に専任講師として着任
2005年 4月 同 情報デザイン学科助教授
2007年 4月 同 情報デザイン学科准教授 写真/映像メディアコース主任に就任(2009年3月まで)
2009年 4月 東京工芸大学芸術学部写真学科に准教授として着任
2011年 4月 同 写真学科教授
2012年 4月 同 写真学科主任に就任(2015年3月まで)
2014年 4月 学校法人東京工芸大学評議員に就任
2015年 4月 東京工芸大学 芸術学部長に就任(2020年3月まで)
2015年 4月 学校法人東京工芸大学 理事・評議員に就任(現在に至る)
◆所属学会
日本写真学会(幹事)
日本写真芸術学会(理事)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/