学校法人関西学院と、いずれも滋賀県に本拠を置く学校法人ヴォーリズ学園、公益財団法人近江兄弟社、社会福祉法人近江兄弟社地塩会、株式会社近江兄弟社、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所および近江オドエアーサービス株式会社の6法人(近江兄弟社グループ)は12月4日、大阪市北区の関西学院大学大阪梅田キャンパスにおいて、社会貢献や国際貢献、教職員・生徒の相互交流などで協力する包括的な連携協定を締結しました。
1905年に来日し、キリスト教の伝道活動とともに、国内に1500件以上の建築物を残した建築家ヴォーリズは、関西学院発祥の地である原田の森の主要な校舎の設計・建築を手がけたほか、西宮上ケ原への移転に際して、甲山山頂と時計台、中央芝生、正門、ほぼ対称的に配置されたキャンパスの全体設計、またスパニッシュ・ミッション・スタイルを基調とする各校舎のデザインなども手がけました。そうしたご縁から協定締結に至りました。
調印式に出席したのは、関西学院側が平松一夫・理事長、舟木讓・院長、村田治・副理事長(関西学院大学学長)、角野幸博・総合政策学部教授(建築学部設置準備委員会コンビーナ)、近江兄弟社グループから、学校法人ヴォーリズ学園の藤澤俊樹・理事長、公益財団法人近江兄弟社の澤谷久枝・副理事長、社会福祉法人近江兄弟社地塩会の亀山謙四郎・理事長、株式会社近江兄弟社の山村徹・代表取締役社長、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所の中山献児・代表取締役社長、近江オドエアーサービス株式会社の上野昌志・代表取締役社長。
包括的な連携協定の下、次の事業について協力して実施することになりました。
1)学校法人ヴォーリズ学園との事業
近江兄弟社高等学校と関西学院大学の推薦入学制度等に関する協定と学生の実習・インターンシップに関する事業、各学校間の交流に関する事業
2)公益財団法人 近江兄弟社、社会福祉法人 近江兄弟社地塩会、株式会社 一粒社ヴォーリズ建築事務所、株式会社 近江兄弟社、近江オドエアーサービス株式会社との事業
学生の実習・インターンシップ、ハンズオンラーニングに関する事業、共同研究
具体的には、「ヴォーリズ記念館」の活用による町おこしなどハンズオンラーニングの場としての実践、学生のインターンシップ、ヴォーリズ建築に関する共同研究、学校間交流、協定校推薦入学協定の検討などを進めていくことになりました。
▼本件に関する問い合わせ先
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