・会 期:2019年10月2日(水)~8日(火)※最終日は午後4時閉場
・会 場:日本橋高島屋S.C.本館 6階美術工芸サロン
「重光十進玉箱」W65×D65×H66cm
1987年千葉県出身の池田晃将氏は2016年に金沢美術工芸大学大学院修士課程を修了後、金沢卯辰山工芸工房で漆の研鑽を重ねてきました。
漆芸の中でも加飾表現を追求し、美しい黒と螺鈿技法が調和した作品を中心に制作発表し
ております。
「子持亀甲尽飾箱」W6.5×D5.2×H1.5cm
遺跡や宗教建築のような、細密の集積が生み出す荘厳さを求めて制作をしていると語る池田氏。日本の漆芸・工芸が持つ技術や完成度を礎としながら独自の表現で制作された作品からは、光が凝縮されたような、鋭く広大な世界観が感じられます。
また、同時代の文脈を作品に込めることを自身のテーマとし、古典的とも未来的ともとれない、現代の不確定な表情も形象化しております。
日本橋高島屋では今回が初個展となる池田氏の漆表現と新作の数々をお楽しみください。
「変形絡操文飾箱」W5×D5×H5cm
■略歴
1987年 千葉県生まれ
2014年 金沢美術工芸大学 工芸科 漆・木工コース 卒業
2016年 金沢美術工芸大学大学院 修士課程 修了
2019年 金沢卯辰山工芸工房 修了
【お問い合わせ】日本橋高島屋S.C.本館 TEL03-3211-4111(代表)