ポーラ美術館と彫刻の森美術館は、2019年8月よりファミリー層に美術により親しんで頂く取り組みを強化してまいります。その活動のひとつとして、教育番組のキャラクターとして長年親しまれてきたガチャピン・ムックが2館の親善大使として、1日限りの特別館長に就任いたします。
2館は箱根の自然を活かした鑑賞空間を整えており、全身の感覚を活かして美術に親しむには最適な環境です。彫刻の森美術館は広大な緑が広がる庭園に近現代を代表する作家の野外彫刻を設置し、ポーラ美術館ではアトリエの外で制作にいそしんだ印象派の画家たちの作品を、自然豊かな環境で楽しむことができます。
さらに、両館では2019年8月より子供が親しみやすい要素を多く含む現代美術の展示を行います。インスタレーションや参加型の作品、音を用いた作品など、知識だけではなく体感することで楽しめる作品を展示いたします。まだ5歳のガチャピン・ムックは、今回初めて本格的な美術鑑賞を体験します。この機会を通し、近現代の美術に親しみ、本格的に学ぶこともできる2館の特徴を皆さまにより広く知って頂くさまざまな取り組みを行います。
(c) GACHAMUKU
■ 2館共通の取り組み
1.ガチャピン・ムック、特別館長就任!
2館の親善大使であるガチャピン・ムックが、ポーラ美術館でも1日館長を務めます(彫刻の森美術館では8月1日に来館)。館長就任セレモニーや、お客様との写真撮影会などを行います。
<ポーラ美術館 1日館長イベント概要>
日時:8月17日(土) 11:00~16:00
(1)ガチャピン・ムック 1日館長就任セレモニー
日時:8月17日(土) 11:00~
場所:ポーラ美術館・カフェ
(2)ガチャピン・ムックと写真が撮れる!写真撮影会
お手持ちのスマートフォンやカメラで記念撮影!一日を通して館内にガチャピン・ムックが現れます!
(3)当日お越しの方には、ガチャピン・ムックのオリジナルステッカープレゼント!
2.彫刻の森美術館×ポーラ美術館 周遊鑑賞ガイド
配布開始:8月中に開始予定
3.特設Webサイト公開
8月末日公開予定
■2館それぞれの取り組み
◇彫刻の森美術館
彫刻の森美術館は2019年8月に開館50周年を迎えます。周年事業のひとつとして、幅広い世代に知名度の高いピカソ館をリニューアル。《ネットの森》や《しゃぼん玉のお城》など身体全体でアートを体感できる作品も多く設置しています。また、9月23日まで「アートライヴ2019」を開催。作家による展示にトーク、ワークショップなど多彩な体感型プログラムを通し、ご家族で彫刻の森の魅力を満喫していただけます。
リニューアルしたピカソ館
◇ポーラ美術館
「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展が開幕する2019年8月10日から、子供たちにとって芸術鑑賞を身近なものとしていただくために、中学生以下の入館料を無料に変更します。また開館以来十数年実施している対話型鑑賞会「キッズ☆おしゃべり鑑賞会」を軸に、絵本のクッションコーナーやうちわづくりのワークショップが無料で楽しめる、「夏休みこどもウィーク」を開催します。
毎年実施している子ども向け対話型鑑賞会
■施設データ
◇彫刻の森美術館
・概 要 : 1969年に開館した国内初の野外美術館。箱根の山々が望める70,000m2の緑豊かな庭園に、近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。
・所 在 地 : 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
・電話番号: 0460-82-1161
・アクセス: 箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
◇ポーラ美術館
・概 要 :印象派を中心とした西洋絵画をはじめ、日本の洋画、ガラス工芸、化粧道具など約1万点を収蔵
・所 在 地 :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
・公 式 HP:
http://www.polamuseum.or.jp
・アクセス:東名御殿場ICから車で約20分/箱根登山鉄道「強羅駅」から観光施設めぐりバスで13分