大塚食品 “災害時”飲料・食品を無償提供する自動販売機 「ハイブリッドライフラインベンダー」を3月より展開
- 大塚食品株式会社
- 2013年02月06日
- 14:00
大塚食品株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:浦田宏二)は、株式会社ライズ・アップ(本社:静岡県沼津市、代表取締役社長:松本富士男)と共同開発した新機能搭載の「ハイブリッドライフラインベンダー」を新たに3月より展開します。
大塚食品は、2001年から、緊急(災害)時に飲料・食品を無償提供する自動販売機「ライフラインベンダー」(緊急時開放備蓄型自動販売機)を展開してまいりました。従来の方式は、災害時に自動販販売機の扉を開けて、特別に敷設されたワイヤーを引くことで自動販売機の搬出機能を動作させて商品を搬出する方式でしたが、新方式の「ハイブリッドライフラインベンダー」では、扉が閉まったままの状態で、外付けされたボックスを開放することにより、特別に敷設されたワイヤーが露出し、それを引くことで自動販売機機内の商品を搬出することができます。また、自動車用バッテリー利用の特別敷設機能により搬出機能を動作させて商品を取り出すこともできます。
さくらオートマット株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役:吉川正義)と共同開発した、「災害時用備品の保管箱」も事業所内での災害時における拠点となるよう自動販売機と併せて提供をしてまいります。この保管箱は、硬質ダンボールでできており、持ち運びや組み立てが簡便で、施錠も可能です。また、災害時は施錠部分を破壊して中の物資を取り出すことができます。
大塚食品は、2001年より広域避難施設の学校や公共施設・病院等に飲料・食品を備蓄し、災害時に提供できる「ライフラインベンダー」の設置提案をしてまいりましたが、2011年3月の東日本大震災以降、オフィスビルや工場等からの設置要望が急激に増加しております。また、本年3月からの東京都の帰宅困難者対策を推進する条例の施行により、今後さらに設置の要望が増加するものと思われます。弊社としましては、ポカリスエット、クリスタルガイザー、カロリーメイト、SOYJOY等の飲料・機能性食品が販売できる新機能搭載の「ハイブリッドライフラインベンダー」の設置提案を推進し、より一層災害時の救援活動のお役にたてればと考えております。
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