人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」データを取得・提供するTVISION INSIGHTS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:郡谷康士 以下「当社」)では、「2018年10月クール テレビ番組視聴質ランキング」を作成しました。
今回のランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いであり、数値が高いほどその番組がよく見られていることを示します。
<要点>
- 個人全体1位はNHK『西郷どん』、2位は フジテレビ 『潜在能力テスト』、3位は日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』がランクイン。放送局別に見るとテレビ朝日が6番組、フジテレビが4番組、TBSとテレビ東京が3番組、NHKと日本テレビが2番組。ジャンル別にみるとバラエティが14番組、ドラマが6番組となった。
- 男性全体ではバラエティ12番組、ドラマ5番組のほか、情報ワイドショーと映画とスポーツがそれぞれ1番組。
- 女性全体では上位にアニメ2番組がランクインし、バラエティ13番組、ドラマ4番組、スポーツ1番組となった。
NHK『西郷どん』が引き続き首位。放送局別ではテレビ朝日が6番組、フジテレビが4番組ランクイン
10月期も数多くの話題の番組が放映されましたが、視聴質が高かったのはどの番組だったのでしょうか。TVISION INSIGHTS (以下TVISION)が計測した視聴質データを基に「2018年10月クール テレビ番組視聴質ランキング」を作成しました。
今回のランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いであり、数値が高いほどその番組がよく見られていることを示します。
2018年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(個人全体)
2018年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(男性全体)
2018年10月クール テレビ番組視聴質ランキング(女性全体)
■注釈
対象番組は2018年10月1日(月)~12月31日(月)に放送された15分以上の番組のうち、5回以上放送があったもの。世帯視聴率5%未満、延べ接触回数が20回未満(共に当社計測値)、再放送のいずれかに該当する番組は除外。小数点3位以下は四捨五入し、同じVI値×AI値の場合は、小数点第3位で順位をランキング。
■視聴質についてについて
人々がテレビの前に滞在している度合いを示すVI値と、テレビ画面に顔が向いているかを示すAI値を数値化し計測しています。
- 視聴質を示す数値
- VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビの前に人が滞在している度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
- AI値(注視度=Attention Index)
テレビ画面に人の顔が向いているかを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。
- データの収集方法
関東800世帯の一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2019年1月現在、地上波6局7チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。
■TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯、地上波6局7チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2019年2月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。
■企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社
代表 :代表取締役 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 Inspired.Lab 内
設立 :2015年3月6日
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
コーポレート:太田/美島 Tel:070-1488-3702 E-mail:pr@tvisioninsights.com