シリコンパーツのプロトタイプ作成に最適なElastic Resinとダイレクトプリントによる義歯を可能にするDigital Dentureを発表
強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造するFormlabsは、3Dプリントが人々の仕事のやり方をどのように変革しているか、またCESに出展されたほぼすべての製品の開発や製造に3Dプリントが利用されていることを示しました。
Formlabsの共同創業者 兼 CEO(Chief Executive Officer:最高経営責任者)であるMax Lobovskyは次のように述べています。「4,000以上のCES出展者の90%以上は、考案、開発または製造に3Dプリントを利用していました。3Dプリントは今後もものづくりをするすべての人にとって、最も重要な道具の1つであり続けます。製品またはプロジェクトを物理的およびデジタルで見ることの重要性は幾度となく耳にしています。今年の出展でワークフローのすべてを示したのはそのためです。これにより、作品製作でも、製品ラインのカスタマイズでも、そのプロセスがCESの来場者に分かりやすく伝わったと思います」
3Dプリントの用途をさらに拡大するため、Formlabsは、CES 2019の開催に合わせ、2種類の新しいレジン(光硬化樹脂)となるElastic ResinとDigital Denturesを発表しました。Elastic Resinは、Shoreデュロメーター 50AのFormlabsで最も軟らかいエンジニアリングレジンです。破損することなく曲がり、伸び、圧縮および繰り返しサイクルに耐えられるシリコンパーツのプロトタイプ作成に適しています。Digital Dentureは、米国内向けに出荷され、初めて身近に利用できるダイレクトプリントによる義歯を提供します。
Formlabsブースでは、著名な産業用作品デザイナーが、スキャンから彫刻、プリントまで、クリエイティブなワークフローを公開するライブデモを開催しました。デザイナーは、Bellus3D FaceAppによる10秒間の実物そっくりな顔のスキャンから始まり、Pixologic ZBrushやWacomタブレットを使って実際の顔を作品開発に組み込み、Form 2でプリントしました。
Formlabsは、昨年、Gillette®との提携しについて発表しました。この提携に基づいて開始したサービスRazor Maker™では、消費者がカスタマイズ可能な3Dプリントされるカミソリの柄の部分を数種類から選び、カスタマイズしたカミソリをオンラインストアから注文できます。ブースでは、40台以上のForm 2プリンタが展示されたプリントファームが実際に作動するところをご覧いただきました。
CESのFormlabsブース: LVCCサウスホール2階31517番ブース
プレスキット:
http://bit.ly/2Ankr2U
本プレスリリースの原文はこちら
https://formlabs.com/company/press/formlabs-at-ces-presents-how-3d-printing-is-changing/
Formlabsについて
Formlabsは強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造しています。ボストンに本社を、ドイツ、日本、中国、シンガポール、ハンガリー、ノースカロライナ州に支社を置く同社は、MIT Media LabとCenter for Bits and Atoms出身のエンジニアとデザイナーのチームが2011年に設立しました。Formlabsは世界中のエンジニア、デザイナーおよびメーカーのためにプロフェッショナル3Dプリントの業界標準を確立し、教育、歯科学、医療、ジュエリー、調査など、さまざまな業界でイノベーションを加速しています。Formlabsの製品には、SLA方式3Dプリンタ Form 2、SLS方式3Dプリンタ Fuse 1、3Dプリント自動化ソリューション Form Cell、3Dデザインマーケットプレイス Pinshapeなどがあります。Formlabsは、クラス最高の3Dプリントソフトウェアに加え、3Dプリント用にさまざまな高性能の素材も独自に開発しています。