パン約16,000ピースを使って「名画」を制作。学生たちによる大型作品・個人作品の展示、デモンストレーション、学生自らが接客する商品即売会など「百貨店」を舞台に盛り上がります。
※写真は2017年、2015年の作品
子どもたちの将来の夢として、メジャーになりつつある「パティシエ(=菓子職人)」。美しく素敵なケーキやお菓子を作り出す姿が、子どもたちの憧れとなっているのでしょう。その夢の職業人となるべくひたむきに勉強している学生たちが、「国際製菓専門学校」(立川市曙町)にいます。
この未来のパティシエ、ブーランジェ(=パン職人)を目指す
学生たちが、大型作品および個人作品の展示、
デコレーションのデモンストレーション、
学生自ら接客する商品即売会などを、「KOKUSAI立川菓子祭2018」の一環として立川高島屋の店頭にて展開します。
通常では接する機会の少ない百貨店のお客様のお声や反応、評価などに学生たちが直接触れられる貴重な体験の場を提供し毎年ご好評をいただいています。
このように、立川高島屋の店頭で国際製菓専門学校の学園祭(第2会場)を開催するのは、
今回で14年目となります。
■大型作品 展示 2018年「唐獅子図屏風 右隻」狩野永徳作 <1階正面ステージ>
W5×D2メートルの1階正面入口横大型ステージに、
「パン」で作られる大型展示を行います。
製パン専科と製菓総合専門士科の学生総勢44名が畳一畳(約180cm×90cm)程の作品を制作。
パン1ピースは約3mm×3mm~20mm×20mm、
約16,000ピースを使い、表現します。
昨年の9月半ばから題材選定を始め、制作は11月からスタート(12月は企業研修のため休止)し、
約2ヶ月、下絵書き・色合せ・パン生地の貼り付け作業と進めていきます。
今回の題材は、過去、世界的に有名な絵画や国宝級の和の作品を扱う事が多かったことから、その流れを受け継ぎ「和」の作品から選定。国宝級の作品である宮内庁所蔵「唐獅子図屏風」右隻の画面全体から受ける‘唐獅子の力強さ’に魅了され、この作品をパンで表現することとなりました。
テーマ設定から制作まで、学生たちの思いが詰まった作品は、毎年、その迫力と繊細さに多くのお客様が驚き、足を留めご覧いただいています。1つひとつ丁寧に学生たちが取組んだ力作を、ぜひご覧ください。
■クラス・グループ作品展示/学生によるデモンストレーション
<1階 エスカレーター脇特設会場>
シュガーアートやあめ細工、チョコレートアートなど、洋菓子の製作技法には様々なテクニックがあります。これらを駆使して作り上げたシュガーアート個人作品、マジパンクラス作品を展示いたします。細かい、小さな作品から大きな作品まで、学生たちの技をご堪能いただけます。
期間中は
連日、学生によるデモンストレーションも開催いたします。あめ細工、シュガーアート、マジパン細工、バタークリームのケーキデコレーション(薔薇の花絞りやパイピングなど)など、繊細な技法を目前にてご覧いただけます。
デモンストレーション スケジュール
<2018年1月 31日(水)→2月2日(金)>
・11:00~マジパン/あめ細工
・12:00~シュガーアート/バタークリーム
・13:00~マジパン/あめ細工
・14:00~シュガーアート/バタークリーム
<2月 3日(土)→4日(日)>
・11:00~マジパン/あめ細工
・12:00~シュガーアート/バタークリーム
・13:00~マジパン/あめ細工
・14:00~シュガーアート/バタークリーム
・15:00~マジパン/あめ細工
・16:00~シュガーアート/バタークリーム
↑写真は、2012年1階特設会場でのデモンストレーション風景
■学生による「手作り即売コーナー」3日(土)・4日(日)限り売り切れ次第終了
<1階 エスカレーター横特設会場>
学生たちが、日々の実習の成果を発揮して製造した和菓子・洋菓子・パンを即売いたします。
接客から販売、商品説明まで、全てを学生たちが担当することで、日ごろ百貨店の食料品フロアでお買い物される厳しい商品選択眼を持った お客様から、直接お声をいただき、反応・評価を頂く貴重な機会となります。
<商品の一例>
焼き菓子セット(4点入り)・・・ 税込400円
ケーキセット(3点入り) ・・・税込800円
和菓子セット(2点入り) ・・・税込200円
パンセット(4点入り)・・・・・ 税込400円
ホテルブレッド ・・・・・・・・税込250円
ラスク・・・・・・・・・・・・・税込150円
■ 会期:2018年1月31日(水)→2月4日(日) 5日間
※手作り即売コーナーは、2月3日(土)・4日(日)限り
■ 場所:立川高島屋 1階ステージ・特設会場
お問い合せ:立川高島屋 042-525-2111(代表)