☆ 研究成果のポイント
○ 抗リンパ腫細胞活性を持つムラサキイガイ由来レクチン「MytiLec-1」のアミノ酸配列を40%改変した人工レクチン「Mitsuba-1」を、コンピューターで設計した。
○ Mitsuba-1は、溶液中で安定して存在し、赤血球凝集活性は示さず、リンパ腫細胞の表面にあるグロボトリオース(Gb3)糖鎖に結合した。
横浜市立大学大学院 生命医科学研究科 寺田大樹博士、ジェレミー・テイム教授、生命ナノシステム科学研究科 大関泰裕教授と、理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 構造バイオインフォマティクス研究チームのケム・ツァン チームリーダー、長崎国際大学大学院 薬学研究科 藤井佑樹講師らの共同研究グループは、抗腫瘍細胞活性を有するムール貝(ムラサキイガイ)のタンパク質MytiLec(マイティレック)-1の構造情報をもとに計算機科学を用いて設計した、人工レクチンMitsuba(ミツバ)-1の作出に成功した。
※研究の詳細は添付のPDFをご覧ください
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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