筑波学院大学(茨城県つくば市、学長:大島愼子)は、学生と企業のコラボ商品として、株式会社オーヤマの新商品「いばらき焼き芋饅頭おいもちゃん」のパッケージデザインが完成し、このたび発売されることを発表した。
筑波学院大学は、昨年6月に発足した地域デザインセンター(Community Design Center)が茨城県の土産物の制作販売を行う株式会社オーヤマの新商品のパッケージデザインを受注し、学生の作品が商品化されたと発表した。これは、学生が地域企業との連携を授業にとりいれ、学生が商品開発や顧客満足を実体験として学ぶことによって、プロフェッショナリズムを理解させる教育方針と、企業側が、学生の新鮮なアイデアを商品に活かしたいという希望が合致したものである。
新商品は、茨城県特産のさつまいも、甘い「紅あずま」使用の饅頭用パッケージのキャラクターデザインおよびパッケージデザインで、昨年メデイアデザインコースの授業内で、商品コンセプトを学習した後にデザインコンペを行い、選出された5名の学生のデザインを株式会社オーヤマに提案した。その後会長および役員による最終審査で、メデイアデザインコース3年(現4年)の齋藤泉宙さんの作品が採用されて、商品として完成したものである。
今回制作されたキャラクターデザイン及びパッケージデザインを使用した新商品「いばらき焼き芋まんじゅう おいもちゃん」は、今後茨城県内のお土産物屋やスーパーマーケットなどで販売される。
デザインコンセプトは、甘い紅あずまの特徴をイラストで表現し、キャラクターは、歴史と自然豊かな風土で育った素朴な女の子が、喜びを皆と分かち合うイメージで、茨城県を訪れた観光客が、ほのぼのとした温かさを持ち帰るように考えられている。
「茨城焼き芋饅頭 おいもちゃん」の販売価格は消費税込みで540円。販売は7月21日より、つくば市内、および筑波山、ひたち海浜公園等の県内観光地の売店、県内の道の駅とスーパーで販売予定である。
筑波学院大学では、これまでも茨城県立水戸農業高校の生徒が実習で再作した味噌やイチゴジャムのパッケージデザインの制作を行い、また、日本を代表する茨城県産の高級農産物を海外販売している株式会社みずほジャパンに協力し、海外で展開するロゴマークやエコバックをデザインしている。
▼本件に関する問合せ先
筑波学院大学企画総務G
広報担当 永山
電話: 029-858-4811
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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