ソフトウェア・アップデートにより、SDI/IPハイブリッド設備の運用性向上と、IPビデオ・ネットワークの品質強化を実現、4K/HDR、12G-SDIサポートをNAB 2017展示会で展示
報道発表資料
2017年4月5日
テクトロニクス(所在地:東京都港区、代表取締役:木下 伸二)は、本日、業界初、ソフトウェアベースのハイブリッドIP/SDIメディア解析プラットフォームであるPRISM(プリズム)の機能強化を発表します。PRISMプラットフォームに追加される新機能として、最新規格のサポート、IPビデオ・ネットワーク品質測定機能の強化により、システム・インテグレーションとオペレーションの問題を解決し、トラブルシュート時の詳細解析に貢献します。今回、外部ディスプレイを利用する1RU形状のプラットフォームを追加することにより、ディスプレイ内蔵型の現行3RU製品を補完します。
製品は、4月22~27日に米国ラスベガスで開催されるNAB 2017(全米放送機器展)(ブース番号:SU5006)で展示します。新しい機能強化として、PTP同期タイミングの解析、SMPTE ST 2022-7の冗長サポート、IGMP V3、ネットワーク管理システムに統合するためのAPIサポート、詳細解析のためのIPストリーム・キャプチャ機能が含まれます。これらの機能は、現行のPRISMに搭載されているPIT(Packet Interval Time)ヒストグラムとトレンド・グラフ、EBU-TECH 3337のTS-DF(Time Stamped Delay Factor)の機能に追加されます。リアルタイムIP測定機能により、放送/ITのエンジニアはIPネットワーク問題の原因を特定しトラブルシュートできます。
テクトロニクス、ビデオ・プロダクト・ライン、ジェネラル・マネージャのチャーリー・ダン(Charlie Dunn)は、次のように述べています。「放送業界のIPへの移行に伴い、エンジニアは、ますます複雑に進化しているIPとSDIのハイブリッド環境を管理しなければなりません。PRISMはソフトウェアベースのプラットフォームにより、技術、要求の進化に対応してフィールド・アップグレードできることから、お客様の投資を長期的に保護します」
さらに、次のようにも述べています。「わかりやすいグラフィック表示により、IPネットワーク問題、関係するコンテンツ・レイヤの問題をトラブルシュートするために必要な情報がすばやく得られ、高品質なコンテンツを確実に提供できます。世界規模で業界に採用された一例がGlobosat社であり、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロで開催された2016年夏季オリンピック大会のライブIPメディア・サポートでPRISMが採用されました」
NABでは、ライブIPプロダクション・アプリケーションのための機能強化に加え、コンテンツ収録とポストプロダクション・アプリケーションのために、PRISMによるQuad-Link 3G-SDIとSingle Link 12G-SDIによるHDR(High Dynamic Range)4Kフォーマット・サポートを展示します。また、シグナル・インテグリティ検証のための12G-SDIインタフェースによるアイ・パターン測定も展示します。
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