国立大学法人北海道大学と独立行政法人国際協力機構(JICA)は、11月22日(火)に、ボランティア事業における連携に関して覚書を締結した。本連携により、獣医学部所属の学部生・大学院生を、2016年から2021年にかけて青年海外協力隊員として、東アジアのモンゴルに派遣する。
国立大学法人北海道大学と独立行政法人国際協力機構(JICA)は、11月22日(火)に、北海道大学大学院獣医学研究科長 稲葉 睦、人獣共通感染症リサーチセンター長 鈴木 定彦、JICA北海道 所長 松島 正明の3氏がボランティア事業における連携に関して覚書を締結した。本連携により、獣医学部所属の学部生・大学院生を、2016年から2021年にかけて青年海外協力隊員として、東アジアのモンゴルに派遣する。
派遣する学生は、モンゴル国立生命科学大学獣医学部に配属され、同国にて獣医・畜産分野の指導と普及を担う人材の能力強化に携わる。
この活動を通じて、モンゴルの獣医・畜産分野の人材育成が進むとともに、派遣する学生が今後グローバル人材として日本社会や世界で活躍することも期待している。
北大からは、これまで累計503名の学生・卒業生が青年海外協力隊員として派遣されており、国立大学としては全国最大の人数となっている。また、獣医・畜産分野をはじめとする幅広い分野で開発途上国への専門家派遣や途上国人材の日本国内での研修など、JICAと連携した途上国への協力事業も実施してきた。2005年からは北大とJICAの間で包括的な連携協定を締結しており、継続的な協力関係を構築している。
▼本件に関する問い合わせ先
北海道大学大学院獣医学研究科・獣医学部
庶務担当係長 池端(いけはた)
TEL: 011-706-5173
JICA北海道 市民参加協力課
野吾(やご)
TEL: 011-866-8421
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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