クラス最大の9型ディスプレイ、水平軸15div、20Mレコード長の採用など、ベーシック・オシロスコープの新基準となる新製品TBS2000シリーズ
報道発表資料
2016年8月3日
テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、観測と測定という基本性能を強化した、次世代のベーシック・オシロスコープTBS2000シリーズを発表します。クラス最大の9型ディスプレイと、水平軸15div(ディビジョン、目盛り)の採用により観測性能を向上させるとともに、トリガや自動計測、プローブ接続性など、基本的な計測機能にもさまざまなクラス初を実現しています。周波数帯域は70MHzと100MHz、チャンネル数は2または4です。 この迅速な信号検証とトラブルシュートに適した次世代ベーシック・オシロスコープの発表により、予算的に厳しい環境に置かれている設計エンジニアに新しいソリューションを提供します。また、電子技術の実習をサポートする機能も充実しており、教育関係の要求にも応えます。
設計エンジニアは、汎用のオシロスコープを使用してプロトタイプ製作、新製品の回路デバック、検証、および一般的なトラブルシュートを行っています。最近では企業の設計チームだけでなく、メイカーズやハードウェア・スタートアップの現場でもベーシック・クラスのオシロスコープに対する性能、機能の向上が求められています。
TBS2000シリーズは、クラス最大となる20Mポイントのレコード長とシングル・ノブでのパン/ズーム操作によって、長時間の信号の取込みが可能です。また水平軸15divの採用により、従来のオシロスコープに比べて時間軸50%増の信号観測が可能で、9型の大型ディスプレイと相まって信号細部の簡単でクリアな観測を可能にしています。また、クラス初となるインテリジェント・プローブ・インタフェース(TekVPI(R))を搭載し、電流プローブ、高圧差動プローブ、電圧プローブなど、テクトロニクスの豊富なプローブ・ラインアップの活用が可能で、対応アプリケーションを大幅に拡げています。 さらに従来このクラスには搭載されていなかったラント・トリガ機能を装備し、視認性と操作性に優れた新しい32種の自動計測、FFT機能など、測定機能も強化しています。
新しいヘルプ機能であるHelpEverywhereは、状況に応じた表示と設定可能なヘルプ機能を持ち、重要な設定におけるオンスクリーンでのヘルプを提供します。
大勢の学生を効率的に指導し、監視する必要があります。TBS2000シリーズはコースウェアという機能を標準搭載し、電子技術の実習用テキストの表示、編集を可能にしています。観測、計測の高い基本性能に加え、コースウェアや新しいヘルプ機能によって、教育機関での実習を強力にサポートします。
テクトロニクス、ベーシック・オシロスコープ ディレクタのジェフ・ヨスト(Jeff Yost)は、次のように述べています。「世界中で最も使用されているTDS2000シリーズの成功をベpースにした新製品TBS2000シリーズは、従来このクラスの計測器では実現できなかった優れた設計検証を可能にしました。大きなディスプレイによる見やすい信号表示機能、イラストによる測定のヘルプや新しい自動波形測定機能など、この製品は操作性においても新しい基準を確立しました」
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