昭和女子大学(学長 坂東眞理子、東京都世田谷区)グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科平尾光司ゼミでは、どのようなタイプの日本酒が若い女性の嗜好に合うかを調査した。その結果を踏まえ、女性ファン層獲得に効果があると思われる戦略を提言した。
アンケート方式の調査で、女子大生は
1.果実酒やチューハイなど、飲みやすく度数の低いお酒を好む傾向があり、
2.日本酒を好んで飲む人は全体の8.9%と少なく、
3.「軽快でさらり」「甘い」「香りが高い」ものが好きという結果が出た。
さらに、
4.「有名(ブランド)」「おしゃれ」「流行」「ファッション」に敏感で、
5.「価格」へのこだわりも強いことがわかった。
調査は現代ビジネス研究所・熊坂敏彦研究員と平尾ゼミとの共同研究で、昭和女子大学学生468人を対象に2015年11月に実施。今回の報告書では、若い女性ファン層の獲得には高品質化(味とにおいの改善)、低アルコール化、低価格化、ブランド戦略などの経営革新が重要で、日本酒と和食と組み合わせた宣伝活動、女子会などのイベント実施、日本酒や作法に関する情報発信などの具体的な戦略が必要だと提言している。
◆日本酒の女性市場拡大等に関するアンケート調査
報告書サイト(昭和女子大学)
http://univ.swu.ac.jp/news/2016/02/15/18341/
◆現代ビジネス研究所サイト
http://swubizlab.jp/
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昭和女子大学 広報部
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