日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:清家篤、以下「日赤」)は、現地時間2026年8月26日にネパールと中国の国境付近を起点として発生した大規模な土石流・洪水による被害を受け、本日2026年9月3日(木)から、「2026年ネパール洪水救援金」の受け付けを開始いたします。
お寄せいただいた救援金は、国際赤十字・赤新月社連盟(以下、「IFRC」)、赤十字国際委員会(以下、「ICRC」)、ネパール赤十字社(以下、「ネパール赤」)および日赤が行う、被災者への救援・復興支援活動および防災・減災活動などに充てられます。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
大規模洪水が発生した被災地で、被害状況の確認や救援活動にあたるネパール赤
1 救援金名称
2026年ネパール洪水救援金
2 受付期間
2026年9月3日(木)~2026年11月30日(月)
3 受付口座
(1)ゆうちょ銀行・郵便局
口座番号 00110-2-5606
加入者名 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)
※通信欄に「2026年ネパール洪水救援金」と明記してください。
また、受領証を希望される方は、併せて「受領証希望」と明記してください。
(2)都市銀行
三井住友銀行 すずらん支店 普通預金 2787815
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通預金 2105819
みずほ銀行 クヌギ支店 普通預金 0623757
口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」
※受領証発行をご希望される場合は別途ご連絡が必要です。
詳しくは、弊社WEBサイトをご覧ください。
WEBサイト(受領証について):
https://www.jrc.or.jp/contribute/receipt/
4 海外救援金の使途
IFRC、ICRC、ネパール赤および日赤が行う、被災者への救援・復興支援活動および防災・減災活動など
■ネパール洪水被害の概要
2026年8月26日朝(現地時間)にネパールと中国との国境付近を起点とする大規模な土石流・洪水が発生し、ボテコシ川およびトリシュリ川流域を中心に甚大な被害が発生しました。特に首都カトマンズ北部のバクマティ州のラスワ郡、ヌワコット郡、ダディン郡が深刻な被害を受け、ネパール側では、9月1日時点で
死者1050人、負傷者292人、行方不明者3916人が確認されています(ネパール国家防災管理庁)。
洪水により約1万8000世帯が被災し、6000戸以上の住宅が全壊または大規模損壊しました(OCHA、8/29時点)。また、道路、橋梁、水力発電施設などの重要インフラが大きな被害を受け、多くの地域が孤立しています。被災地では、緊急シェルター、安全な飲料水、保健医療サービス、衛生支援、生活必需品などへのニーズが急速に高まっており、避難生活を送る人びとへの継続的な支援が必要とされています。
多数の行方不明者が発生していることから、安否確認や家族再会支援へのニーズが高まっていることに加え、生計手段を失った被災者への支援や、女性や子ども、高齢者、障害のある人びとなど、特に支援を必要とする人びとへの保護や支援も重要な課題となっています。
モンスーン期が続く中、二次的な洪水や土砂災害、河川閉塞による新たな災害の発生も懸念されており、人道状況は今後さらに悪化する可能性があります。
洪水により住宅やインフラに深刻な被害が生じたヌワコット郡
■ネパール赤の救援活動
ネパール赤は、全国7州に77 支部、343 人の職員と8万9000 人以上のボランティアを有しています。国内最大級の人道支援ネットワークを生かし、これまでも災害救援や救急法の普及、献血など幅広い人道活動を展開しており、地震や洪水、地滑りなど自然災害が頻発するネパールにおいて、長年にわたり災害対応の中核的な役割を担ってきました。
今回の洪水においても、発災直後から職員やボランティア、緊急対応チームを被災地へ派遣し、被災地支援の最前線で活動しています。防水シート、毛布、マット、応急手当キット、遺体袋などの救援物資を輸送するとともに、避難した人びとへの飲料水や食料の配布、安否確認・家族再会支援(RFL ※1)なども行っています。また、被害状況や支援ニーズの調査を実施し、長期的な復興支援も視野に入れながら今後の支援計画の策定を進めています。
※1 RFL(Restoring Family Links)