今田美奈子さん企画指導のテーブルアート展始まる!会場は華麗なる薔薇のおもてなしで華やかに。
今田美奈子 お菓子とテーブルアート
華麗なる薔薇のおもてなし
・会期:2015年10月2日(金)~10月13日(火)※最終日は午後6時閉場
・会場:新宿高島屋11階催会場
・入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
・主催:朝日新聞社
・後援:フランス大使館、イタリア大使館、オーストリア大使館、
駐日ハンガリー大使館、ベルギー大使館、スペイン大使館、
朝日学生新聞社、一般社団 法人国際食卓芸術アカデミー協会、イギリスSethia財団
・企画指導:今田美奈子/・制作:今田美奈子食卓芸術サロン
王侯貴族たちの社交を華やかに彩ってきた食卓芸術。晩餐会やお茶会、夜会などそれぞれのシーンの正式なテーブルセッティングを知ることは、現代においても社交の場で求められる世界共通の“おもてなし”だといわれています。2020年の東京オリンピックを控え、日本が世界に向かって“おもてなし”を表現するためにも、世界の正式なおもてなしを知ることが求められています。
本展は、今田美奈子さんが食卓芸術サロンの40周年を記念し、40年間かけてまとめた知識とコレクションを公開展示することによって、その文化を知るきっかけとなることを願って開催されるものです。会場では、シュガーアートの花約100種類・約1,000本が咲き誇るマルメゾン城の薔薇園をつくるとともに、様々なおもてなしをご紹介します。
<主な展示内容>
歴史を彩った各国の女王・王妃たち、それぞれのヒロインが輝いた時代の美意識をテーブルセッティングで表現します。おもてなしの食卓は、貴婦人たちのメッセージを伝える大切な舞台として、政治やビジネス、外交などにも重要な役割を果たしました。会場では、歴史のヒロインたちゆかりの様々なシーンのテーブルアートを展示いたします。
○「マリア・テレジアのテーブルセッティング」(1717-1780)
当時のロココスタイルの銀器と、女帝が使用したティーセットと同じアウガルテン窯で再現した食器によるテーブルセッティングを展示。食卓外交にも細やかな心遣いをしたマリア・テレジアの、格調高くも華やかなお茶会を再現します。
○「エカテリーナのテーブルセッティング」(1729-1796)
1773年、イギリスのウエッジウッド窯が、エカテリーナ2世の注文で制作した「フロッグサービス」を再現した食器で、彼女がもてなした晩餐のテーブルセッティングを再現します。
○「ナポレオン一世妃ジョセフィーヌの晩餐」(1763-1814)
ナポレオンの栄光と勝利を祝う晩餐のテーブルセッティングの再現です。当時ナポレオンがお抱えとした純銀製品のパリのメーカー・ピュイフォルカ社のカトラリーセット(不死と勝利の象徴である月桂樹はナポレオンのモチーフとして、さらにジョセフィーヌが愛した薔薇のモチーフもひそかに刻印されたもの)、英雄にふさわしい蜂をモチーフに刺繍されたペネロップ社のナプキンやテーブルクロスなどを使用した、格調と気品があふれる晩餐の食卓です。また、窓の外には「薔薇の画家」ルドゥーテが描いたマルメゾン城の風景をお菓子で現します。
○「ヴィクトリア女王の薔薇のおもてなし」(1819-1901)
イギリスが栄華を極めた時代、ヴィクトリア女王によってアフタヌーンティーの習慣が生まれました。この会場では、ロスチャイルド家を訪れた女王に、ロスチャイルド家のネイ氏が捧げたヘレンド窯の食器で、当時と同じように装飾したテーブルをセッティングします。
※歴史のヒロインには、上記のほかにマリー・アントワネット、カトリーヌ・ド・メディチ、皇妃エリザベートも登場し、全部で7つのテーブルセッティングをご紹介します。また、各テーブルには、毎日そのテーブルセッティングにふさわしいお菓子を製作・展示いたします。さらに会場ではクリスマスなど7つの季節のセレブレーションや「いばら姫」「白雪姫」をテーマにしたコーナーも展開いたします。
【お問い合わせ】新宿高島屋 TEL03-5361-1111(代表)