テクトロニクス、PAM4のトータル解析ソリューションを発表

  • 株式会社TFF テクトロニクス/ケースレーインスツルメンツ

世界最高クラスの低ノイズ・アクイジションを実現。リアルタイム・オシロスコープとサンプリング・オシロスコープの両方で実行可能な測定ツール

報道発表資料
2015年9月29日

テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、最新のPAM4変調測定に対応する、光/電気両方のインタフェースをフル・サポートした、業界で最も総合的な解析ツールセットを発表します。この解析ツールは、DPO70000SXシリーズ70GHzリアルタイム・オシロスコープ、DSA8300型サンプリング・オシロスコープのいずれでも実行可能で、アプリケーションによって選択が可能です。どちらの機器構成を使用した場合でも優れた測定確度を得ることができます。

PAM4は、400G(通常、8×50G)電気/光インタフェースのIEEE P802.3bsワーキング・グループによる、最新の400G/秒 Ethernet規格で採用されています。2値レベル・シグナリングを使用する従来のNRZと比べると、PAM4で使用される4値レベル・シグナリングは非常に複雑であり、テスト機器には性能、ノイズ感度に新たな要求が求められています。

業界内でこの新しい変調手法を広めるためには、光と電気両方のドメインをサポートするツールセットで13GBaud~56GBaudのPAM4信号を確実に評価できる能力が重要になります。テクトロニクスのDPO70000SXシリーズとDSA8300型のオシロスコープは業界トップクラスの低ノイズ性能を持ち、マルチレベルの直接変調解析サポートに適合した、強力で正確な信号アクイジション・テスト・システムをエンジニアや研究者に提供します。

PAM4に見られるマルチレベル・シグナリング解析において複数のビットの状態を正確に取込み、解析するためには、優れたノイズ性能、S/N(信号対ノイズ)比を持ったオシロスコープが必要です。テクトロニクスのDPO70000SXシリーズ・オシロスコープは、ATI(非同期タイム・インターリーブ)技術により低ノイズによるアクイジションを実現しており、従来の周波数インターリーブ手法による高性能オシロスコープに比べて最大で30%も優れたノイズ性能を持っています。

光PAM4の測定解析においても、低ノイズによるアクイジションが有効です。DSA8300型サンプリング・オシロスコープの光アクイジション技術は、フル・クロック・リカバリ使用時であっても業界トップクラスの低ノイズ、高感度を実現しています。テクトロニクスの80C15型Opt. CRTP光モジュールは優れたノイズ性能を持ち、TDEC、SR4コンフォーマンス測定機能にも完全に適合しており、光PAM4解析に最適です。

テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「現在および将来のIEEE規格におけるPAM4技術の急速な進歩に対し、当社は有効な測定解析ツールでお客様のニーズに応えます。世界トップクラスの2つのアクイジション・システムによる総合的なPAM4ソリューションは、100Gまたは400Gに携わる設計エンジニアにとってはPAM4開発で必要な検証/設計ツールであり、業界で最も優れた低ノイズ、広帯域が得られます」

PAM4解析ツールセットに含まれている機能としては、すべての波形または相関のとれた波形の解析、マルチレベル・スレッショルドのパス/フェイル解析のためのリファレンス・レベル設定、すべてのLSB、MSBレベルの立上り/立下り回数、テクトロニクスによるPAM独自のPLLモデルを使用した内蔵クロック・リガバリなどが含まれています。

テクトロニクスの100G、400Gテスト・ソリューションのすべては、9月28~30日にスペインのバレンシアで開催中のECOC 2015の展示会(ブース番号:435)でご覧いただけます。展示会の詳細については、ウェブ・サイト(http://www.ecocexhibition.com/)をご覧ください。


<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(jp.tektronix.com)をご覧ください。


<テクトロニクスの最新情報はこちらから>
Twitter (@tektronix_jp)
Facebook (http://www.facebook.com/tektronix.jp )
YouTube(http://www.youtube.com/user/TektronixJapan


<お客さまからのお問合せ先>
テクトロニクス お客様コールセンター
TEL 0120-441-046 FAX 0120-046-011
URL jp.tektronix.com


TektronixおよびテクトロニクスはTektronix, Inc.の登録商標です。本プレスリリースに記載されているその他すべての商標名および製品名は、各社のサービスマーク、商標、登録商標です。
本件に関するお問合わせ先
テクトロニクス

東京都

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社TFF テクトロニクス/ケースレーインスツルメンツ
ホームページ
http://jp.tek.com/
代表者
Kent Chon
資本金
10,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒108-6106 東京都港区港南品川インターシティB棟6階
連絡先
0120-441-046

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所