義肢装具でルワンダの障害者を救うNGO団体から学ぶ講演会を開催 -- 広島国際大学

広島国際大学総合リハビリテーション学部は6月14日、アフリカ・ルワンダの紛争で傷ついた人々に無償で義肢装具を配布する活動を続けるNGO団体「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」から、設立者ガテラ・ルワシングワ氏とルワシングワ真美氏の夫妻を大学に招き、講演会を開催した。


 1996年に設立された同プロジェクトは、アフリカ・ルワンダの首都ギガリ市と隣国のブルンジに製作所を開所。紛争で傷ついた人々に義肢装具を無償提供する活動のほか、現地の人たちへの人材育成、就労支援など幅広い取り組みに、日本国内で多くの賞が贈られている。

 講演では真美氏が、民族間の紛争が長く続いたルワンダの歴史やプロジェクトの活動内容を臨場感あるスライドで紹介。国内外で広く活動する夫妻の貴重な講演に、受講者は熱心に耳を傾けていた。

 ガテラ氏からは、原爆を経験した広島の地で平和を考えることは有意義なことだと語り、「世界の至るところで紛争やテロが起きる中、皆さんが今学んでいる義肢装具の技術を、世界中の人々が必要としている」と、受講していた義肢装具学専攻の学生にメッセージを送った。

 講演の最後、受講者を代表して北川弘貴さん(総合リハビリテーション学部リハビリテーション支援学科義肢装具学専攻3年)が、「プロジェクトの取り組みに感動した。改めて平和の大切さを実感できた」とお礼の挨拶を述べた。会終了後も両氏に質問しようと列ができるなど、関心の高さがうかがえた。

▼本件に関する問い合わせ先
 広島国際大学 広報室(担当:坂井)
 TEL: 0823-27-3102

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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