学校法人北海学園(札幌市豊平区)が運営する4つの大学・高等学校の同窓会・校友会による令和6年度「第1回北海学園四校同窓校友会連絡会議」が、11月29日に行われた。「北海学園四校同窓校友会」は、北海学園大学、北海商科大学、北海高等学校、北海学園札幌高等学校の4校によるもので、キャンパスは、北海学園大学工学部を除きいずれも札幌市豊平区に所在。当日は各校の同窓会・校友会から10名が参加し、現状や課題、これからの活動などについて話し合いが持たれた。今後は連携関係をより強化し、相互に協力した取り組みを推進していく。
連絡会議でははじめに、呼び掛け人を代表して北海学園大学同窓会の関寛会長が「同一法人でありながら、これまで連携という意味では十分ではなかった。今後は互いに補完関係をより強く持ち、スケールメリットをより有効に生かせるように努力したい」との挨拶を述べた。
続いて北海学園大学同窓会の木村勝照事務局長が、今年度(令和6年度)の行事日程について説明した。毎年10月に行ってきた総会は、コロナ禍の中断を挟み昨年度から再開。今年度は10月26日に70周年記念式典を開催し、約600人が参加した。
また、同窓会の新しい試みとして、100円食堂の実施や修士課程を対象とした奨学金制度の新設等が報告された。
北海校校友会からは、男子校から共学に移行して25年が経つジェネレーションギャップに加え、コロナ禍でOBの集いが開けずにいて、連携の確認機会に苦慮しているとの報告があった。
さらに各校から、それぞれの現状や事業計画等について説明。2004年に札幌商業高等学校から校名を変更した北海学園札幌高等学校、2006年に北海学園北見大学から校名変更し北見市から札幌市に移転した北海商科大学からは、それぞれ課題提起があった。
今後の連携については「各校の地域支部で4校相互交流企画を模索」「高校の総会開催時、その広報手段として大学同窓会ホームページに掲載する」「会報の拡大策としてデジタル同窓校友会報を作成する」等が報告・提案された。また、北海学園大学同窓会オリジナルアプリによるより積極的な情報発信など、ICTの活用についての提言もあった。
初めて行われた今回の連絡会議を第一歩として、北海学園四校同窓校友会は今後も相互の連携と協力関係構築に向けた取り組みを推進していく。
■出席者(10名)
・北海学園大学同窓会
関寛 会長
木村勝照 事務局長
福原正己 事務局次長
・北海商科大学同窓会
佐藤博樹 副会長(商学部教授)
柴田敬司 事務局長
・北海校校友会事務局
加我洋三 会長
清川澄人 次長
金村周一 事務長
・北海学園札幌高等学校校友会
高木勉 会長
木内廣幸 教諭(校友だより編集委員)
●北海学園大学同窓会
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同窓会事務局
事務局長 木村 勝照
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