坂口志文博士がロベルト・コッホ賞を受賞 -- 大阪大学
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)の坂口志文特任教授(常勤)が、ドイツのロベルト・コッホ賞を授与されることが発表されました。授賞式は2020年11月にベルリンで行われる予定です。 ◆賞の概要 結核菌などの発見で知られ、自身や教え子から多くのノーベル賞学者を輩...
- 2020年06月09日
- 08:05
- 大阪大学
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)の坂口志文特任教授(常勤)が、ドイツのロベルト・コッホ賞を授与されることが発表されました。授賞式は2020年11月にベルリンで行われる予定です。 ◆賞の概要 結核菌などの発見で知られ、自身や教え子から多くのノーベル賞学者を輩...
【研究成果のポイント】 ● 精子の成熟(※1)機構のスイッチをオンにするタンパク質「NELL2」を発見した。 ●「NELL2」はルミクライン(※2)と呼ばれる組織間情報伝達で機能することを発見した。 ●男性不妊の診断・治療薬や避妊薬への応用、組織間情報伝達を担う新規のメカニズムとしてさまざ...
いま世界は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の未曾有の脅威に直面しています。2020年5月19日現在で、全世界で480万人の方が感染し、30万人以上の方が命を落としており、今後の展開については全く予断を許しません。この脅威を克服するためには、全世界で協力して、本感染症をさまざま...
【研究成果のポイント】 ◆要時生成型二酸化塩素水溶液※1(MA-T(R) ※2)が新型コロナウイルスを98%以上消毒できることを実証。 ◆MA-T(R)は、株式会社エースネットが開発した除菌・消臭剤のシステムで、日本のほぼ全ての航空機のほか、多くのホテルでも利用されている。2015年に大阪...
【研究成果のポイント】 ◆月周回衛星「かぐや」※1 によって月全面から恒常的に宇宙空間に流出する炭素を発見 ◆月は誕生時から炭素を含有していたことを示唆 ◆月(と地球)の誕生・進化モデル(巨大衝突※2 説)について見直す契機となる ・本研究成果は、米国科学誌『Science Advance...
【概要】 大阪大学微生物病研究所(本部:大阪府吹田市、所長:岡田雅人)、一般財団法人阪大微生物病研究会(以下、BIKEN財団、本部:大阪府吹田市、理事長:山西弘一)、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(以下、医薬健栄研、本部:大阪府茨木市、理事長:米田悦啓)は、新型コロナウイルス感...
【研究成果のポイント】 ◆大阪大学蛋白質研究所の日本蛋白質構造データバンク(Protein Data Bank Japan:PDBj)が、紛らわしい類縁ウイルスの情報を除き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)※1 に関連した構造情報データのみを正確に集約して情報発信 ◆新型コロナ...
【研究成果のポイント】 ◆日本人集団 2,000人の全ゲノム情報からミトコンドリアゲノムの配列を詳細に決定し、配列の個人差を同定。 ◆ミトコンドリアゲノムと核ゲノムの遺伝子変異のパターンの違いを高精度で明らかに。 ◆機械学習の手法の活用により、日本人集団におけるミトコンドリアゲノムの配列の...
【研究成果のポイント】 ◆100年以上前に報告されていた生物の発生現象を調べ、体の左右をつくる新しい原理を発見。 ◆この生物はBmp※1 をもちいた背腹形成のしくみを、90°回転させることで左右をつくっていた。 ◆左側の決定因子であるNodal遺伝子※2 を持たない脊索動物※3 としても初...
【研究成果のポイント】 ◆花びらの数と空間的配置の多様性を生み出す発生過程の特徴を発見 ◆花器官の配置に影響する因子はこれまで複数知られていたが、配置の多様性に果たす各因子の役割を花の発生過程の計算機シミュレーションから予測 ◆花の形という身近な主題について、多様性を生み出す原理を解明する...