横浜市立大学 学術院医学群 薬理学 五嶋良郎教授らの研究グループは、同循環器・腎臓・高血圧内科学、循環制御医学教室と共同で、血圧が昼夜で変動する新たな仕組みを明らかにした。
○研究成果のポイント
ドーパによるこれまでとは異なる血圧コントロールの仕組みが判明した。従来の治療法が効かなかった高血圧...
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 生体機能医科学研究室の竹居光太郎教授と大学院医学研究科 脳神経外科学教室の川原信隆教授(当時)の研究グループは、中枢神経系の再生を阻む主要因に挙げられるNogo受容体-1(以後、NgR1)の機能を制御する内在性の神経回路形成因子LOTUSが、脳梗塞モデルマウ...
研究成果のポイント
○イネゲノムより複雑な構造の雑穀シコクビエのゲノムを高精度で解読
○環境変動耐性や栄養価を高める品種改良に期待
横浜市立大学 木原生物学研究所の清水健太郎客員教授のグループは、新型のDNA解析装置を開発したアメリカ・バイオナノ ゲノミクス社、およびスイス・チューリッ...
横浜市立大学は平成30年4月、大学院 医学研究科 看護学専攻に博士後期課程を開設する。超高齢社会の到来や医療技術の高度化・専門化に対応できる看護人材が今後ますます必要とされる中、それらを育成する看護教育を担う教育者と、多様で複雑な医療ニーズに対応して課題を解決できる研究者が求められている。同大...
横浜市立大学 学術院医学群 大野茂男特別契約教授、同、分子細胞生物学教室 古川(田村)可奈(大学院生)、山下和成特任助教らの研究グループは、臓器を作るときに細胞が十分な数に達した時に、細胞周囲にかかる力を検知して増殖を停止させる仕組みを発見した。臓器・器官は一定の大きさを保っているが、その仕組...
須江聡一郎助教による提案事業「神奈川県の若年者によるヘリコバクターピロリ感染症対策のモデル事業」が、神奈川県の「大学発・政策提案制度」に採択された。
本事業では神奈川県と協働して、胃がんの原因ともいわれるヘリコバクターピロリ菌(以下、ピロリ菌)の感染について大学生等を対象に若年層の段階から検査...
9月1日(金)に横浜市と共催で「データサイエンスが拓く 横浜の未来」と題したフォーラムを開催する。急速なIoT (Internet of Things)の発展により、日々データが生まれ蓄積される今、データから新たな社会的価値を創造する人材の育成は急務である。横浜市立大学は、次世代が求めるデータ...
横浜市立大学 大学院生命医科学研究科 構造生物学 有田恭平准教授、理化学研究所などの国際共同研究グループが、DNAメチル化パターンの継承メカニズムの一端を明らかにし、米国の科学雑誌『Molecular Cell』(9月7日号)に掲載される(日本時間8月11日オンライン掲載)。
生体内の細...
☆ 研究成果のポイント
○ 抗リンパ腫細胞活性を持つムラサキイガイ由来レクチン「MytiLec-1」のアミノ酸配列を40%改変した人工レクチン「Mitsuba-1」を、コンピューターで設計した。
○ Mitsuba-1は、溶液中で安定して存在し、赤血球凝集活性は示さず、リンパ腫細胞の表面にある...
研究成果のポイント
○光活性化アデニル酸シクラーゼがcAMP を生成する仕組を原子レベルで解明
○光を使って細胞機能を操作するツールとして、医療分野への貢献に期待
横浜市立大学 生命医科学研究科 大木規央特任助教(朴三用教授研究グループ)は、東邦大学薬学部(伊関峰生教授)、浜松ホトニクス...