ヒト21番染色体部分モノソミーiPS 細胞の作製に成功 ~ヒト染色体欠失症やダウン症の機序解明や治療標的発見への応用を期待
ポイント ・CRISPR/Cas9を介したメガベーススケールの染色体欠失により、選択培養なしに1ステップで部分モノソミーヒトiPS細胞パネルを作製する、簡便かつ効率的な方法を開発しました。 ・本技術を用いて、ヒト21番染色体長腕(21q)上の全タンパク質コード遺伝子(211個)を含む21q...
- 2025年01月15日
- 14:05
- 東京薬科大学
ポイント ・CRISPR/Cas9を介したメガベーススケールの染色体欠失により、選択培養なしに1ステップで部分モノソミーヒトiPS細胞パネルを作製する、簡便かつ効率的な方法を開発しました。 ・本技術を用いて、ヒト21番染色体長腕(21q)上の全タンパク質コード遺伝子(211個)を含む21q...
【ポイント】 ■ 自閉症は脳の発達との関連で研究されてきたが、脳より先に成熟する脈絡叢との関連は不明であった ■ 自閉症モデルマウスは多繊毛や密着結合に関与する遺伝子の発現低下など未成熟な脈絡叢の特徴を示す ■ 生後早期(臨界期前)のメトホルミン投与により、自閉症モデルマウスの脈絡叢成熟と...
【ポイント】 ■ 宿主細胞の小胞体に到達したレジオネラは、滑面小胞体より侵入し粗面小胞体へと移行することで小胞体内に増殖ニッチを形成していることを発見しました。 ■ レジオネラが滑面小胞体から粗面小胞体へと移行する過程において、宿主細胞に備わっているRab4やRab10及びBap31を階...
ポイント ・微小核形成誘導剤であるパクリタキセルおよびリバーシンを添加し、微小核を形成させたヒトiPS細胞から微小核細胞を取り出し、異なるヒトiPS細胞に融合させることで、迅速にヒト染色体の直接導入が可能であることを示しました。また、導入染色体において特筆すべき染色体欠損や再配列を生じなか...
ポイント ・TGF-βシグナル阻害が血管内皮細胞の接着分子CD44を減少させ、がん細胞の生着・転移を阻害することを見つけました。 ・がん細胞そのものを標的とするのではなく、転移の過程で重要な血管内皮細胞をターゲットにした治療戦略を提案するものです。 ・TGF-β/CD44の抑制により、がん...
茨城大学応用理工学野の海野昌喜 教授、宮崎大学医学部の和田啓 教授、大阪大学大学院基礎工学研究科の北河康隆 教授を中心とする東京薬科大学・久留米大学・CROSS・JASRIの研究者らとの共同研究グループは、すべての生物がエネルギー獲得のために必要な酸化還元反応における「電子の運び屋」タン...
【 概 要 】 ~次世代の科学人材育成に貢献する活動の一環として~ 2024年11月3日(日)、東京薬科大学にて5年ぶりの対面形式で「TAMAサイエンスフェスティバル in TOYAKU2024」を開催いたしました。本イベントには全国から65演題が集まり、約200名の参加者が集う盛況なイベ...
東京薬科大学は学園祭(東薬祭)の中で「未来への課題、『薬剤耐性』~いま、できることはなんだろう~」と題して薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベントを下記のとおり開催します。 ◆日 時:2024年11月2日(土)13時~14時(開場 12時半) ◆場 所:東京薬科大学(八王子市堀之内...
東京薬科大学(学長:三巻祥浩、所在地:東京都八王子市)は「人の命と健康に貢献する」を目標に、医療、創薬、地球環境の課題解決に取り組んでいます。この度、その成果を通じて社会に貢献することを使命とする「3つの研究拠点」、すなわち、臨床薬学研究センター、未来創薬研究所、及びプラネタリーヘルス研究...
この度,東京薬科大学 生命科学部 環境応用植物学研究室 佐藤典裕准教授らの研究グループは,シアノバクテリアにおいて主要栄養素であるリンの欠乏ストレス下,リンの利用効率が向上する新規のストレス順応応答を明らかにしました.さらにポリリン酸の合成酵素遺伝子がポリリン酸量だけでなく,それ以上に細胞...