病原細菌であるレジオネラが宿主細胞の小胞体に定着する仕組みを解明~レジオネラの小胞体定着化に働く宿主・病原体双方の因子を発見
【ポイント】 ■ 宿主細胞の小胞体に到達したレジオネラは、滑面小胞体より侵入し粗面小胞体へと移行することで小胞体内に増殖ニッチを形成していることを発見しました。 ■ レジオネラが滑面小胞体から粗面小胞体へと移行する過程において、宿主細胞に備わっているRab4やRab10及びBap31を階...
- 2024年12月18日
- 14:05
- 東京薬科大学
【ポイント】 ■ 宿主細胞の小胞体に到達したレジオネラは、滑面小胞体より侵入し粗面小胞体へと移行することで小胞体内に増殖ニッチを形成していることを発見しました。 ■ レジオネラが滑面小胞体から粗面小胞体へと移行する過程において、宿主細胞に備わっているRab4やRab10及びBap31を階...
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ポイント ・TGF-βシグナル阻害が血管内皮細胞の接着分子CD44を減少させ、がん細胞の生着・転移を阻害することを見つけました。 ・がん細胞そのものを標的とするのではなく、転移の過程で重要な血管内皮細胞をターゲットにした治療戦略を提案するものです。 ・TGF-β/CD44の抑制により、がん...
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東京薬科大学は学園祭(東薬祭)の中で「未来への課題、『薬剤耐性』~いま、できることはなんだろう~」と題して薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベントを下記のとおり開催します。 ◆日 時:2024年11月2日(土)13時~14時(開場 12時半) ◆場 所:東京薬科大学(八王子市堀之内...
東京薬科大学(学長:三巻祥浩、所在地:東京都八王子市)は「人の命と健康に貢献する」を目標に、医療、創薬、地球環境の課題解決に取り組んでいます。この度、その成果を通じて社会に貢献することを使命とする「3つの研究拠点」、すなわち、臨床薬学研究センター、未来創薬研究所、及びプラネタリーヘルス研究...
この度,東京薬科大学 生命科学部 環境応用植物学研究室 佐藤典裕准教授らの研究グループは,シアノバクテリアにおいて主要栄養素であるリンの欠乏ストレス下,リンの利用効率が向上する新規のストレス順応応答を明らかにしました.さらにポリリン酸の合成酵素遺伝子がポリリン酸量だけでなく,それ以上に細胞...
東京薬科大学生命科学部の原田浩徳教授、立命館大学薬学部の林嘉宏教授らの研究チームは、進行がんの病態でしばしばみられる筋萎縮と体重減少の原因となる新たな免疫細胞を発見しました。本研究成果は、2024年9月12日18時(日本時間)に、英国 Nature グループが発行する オンライン科学誌「N...
東京薬科大学は「人の命と健康に貢献する」を目標に、医療、創薬、地球環境の課題解決に取り組んで参りました。この度、その成果を通じて社会に貢献することを使命とする「3つの研究拠点:未来創薬研究所、臨床薬学研究センター、プラネタリーヘルス研究コア」を立ち上げるにあたり、「気候変動と健康」ならびに...