鳥取大学大学院教授 井上雅彦氏らが登壇し、具体的な支援事例を紹介
障がいのある方を対象とする就労支援センター、子ども一人ひとりの状況に即したオーダーメイドの学習教室を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、旧社名:株式会社ウイングル)は、教職員や保護者の方など、広く子どもの教育に携わる方を対象に、子どもたち一人ひとりの人生を豊かにするための支援について考えるフォーラム「第5回Leaf教育実践フォーラム」を開催いたします。今回は、「家族支援」をテーマに、発達障がいのある子どもを持つ保護者への支援に向けた理解と対応から、地域支援システムのあり方までを考えます。鳥取大学大学院教授 井上雅彦氏らを招き、講演やパネルディスカッションを行います。
この「Leaf教育実践フォーラム」は、2012年12月の初回を皮切りに、これまで4回開催。特別支援教育を中心に、学校全体で取り組むべき問題をテーマに講演等を行い、幅広い教育関係者の方々にご参加いただいております。今年度は鳥取大学大学院医学系研究所の井上雅彦氏を講師に迎え、参加者の方々と一緒に、一人ひとりの人生を豊かにするための支援について考える機会を設けます。
第5回目となる今回は「家族支援」をテーマに、発達障害のある子どもを持つ保護者への理解と連携について考えるフォーラムを開催します。発達障がいについては家族への支援体制を整えることが各自治体に義務付けられており、子どものライフステージごとに変化していく保護者のニーズを適切に捉え、支援していくことが重要になっています。個々の保護者に対しての理解と対応から、地域支援システムのあり方までを実践的な取り組みを通して考えていきます。
当日は心身に障がいのある人たちの生活を豊かにしていくための支援プログラムについて長年にわたり研究している鳥取大学大学院教授 井上雅彦氏から基調講演をいただくほか、発達障がいのある子どもを持つ家族を支援する取り組みを行っている「発達障がい親支援ハッピーサポート」代表の堀内祐子氏、「特定非営利活動法人おやじりんく」代表理事の金子訓隆氏を招き、家族支援の具体的事例についてお話するパネルディスカッションを実施いたします。
今後も「Leaf教育実践フォーラム」では、様々な教育課題をテーマにしたフォーラムを開催してまいります。次回は来年6月14日(日)に、筑波大学附属大塚特別支援学校の主幹教諭 安部博志氏を講師に迎えて開催する予定です。
【 第5回Leaf教育実践フォーラム概要 】
■日時
11月22日(土) 15:00~18:30(受付開始14:30~)
■会場
研究社英語センター大会議室 (東京都新宿区神楽坂1-2)
※飯田橋駅より徒歩5分
■登壇者
<基調講演>
・鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座 教授 井上雅彦氏
<パネルディスカッション>
・鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座 教授 井上雅彦氏
・発達障がい親支援ハッピーサポート 代表 堀内祐子氏
・特定非営利活動法人おやじりんく 代表理事 金子訓隆氏
(コーディネーター 株式会社LITALICO Leaf 研修センター 野口 晃菜)
■対象
小学校~高等学校、幼稚園、保育施設の教職員・スクールカウンセラー、子どもの教育に携わる方、医療機関その他の支援機関の方
■定員
150名
■参加費
無料(事前申込制)
■参加方法
参加希望の方は下記のお問い合わせ先よりご連絡ください。
TEL:03-5704-7361(受付時間 9:00~18:00)
Mail:renkei@leaf-school.jp
※メールには以下の必要項目をご記入の上、送信ください。
メールでお申し込みの際は、件名に「フォーラム申込」とご入力の上、
下記(1)~(6)の項目を送信いただきますようお願い申し上げます。
(1)氏名 (2)ふりがな (3)電話番号 (4)所属・職種 (5)参加日程 (11月22日)(6)このフォーラムに期待することがございましたらご記入ください。
WEB:
http://leaf-school.jp/renkei/5.html
(「お申込はこちら」のバナーから専用フォームをご利用ください)
■後援
新宿区、新宿区教育委員会
<登壇者プロフィール>
【鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座 教授 井上雅彦氏】
専門分野は応用行動分析学、臨床心理学、障がい児心理学。臨床心理士、専門行動療法士、自閉症スペクトラム支援士(エキスパート)の資格を持つ。日本発達障がい学会評議員をはじめ、様々な学会活動の他、日本発達障害ネットワーク理事などで活躍。大学院付属の臨床心理相談センターでは年間700件の相談活動を行っている。これまで、知的障がい、知的障がいを伴う重度・重複障がい、自閉症、アスペルガー症候群、学習障がい、ADHDといった心身に障がいのある人たちの生活を豊かにしていくための支援プログラムについて研究。最近は家族支援や学校支援などの間接支援プログラム、支援者に対するイ-ラーニング、不登校に対する早期対応に関するプログラムの開発にも取り組む。
【発達障がい親支援ハッピーサポート 代表 堀内祐子氏】
発達障害をもつ4人の子どもの母親。
2005 年より星槎大学で学ぶ。日本自閉症学会会員、自閉症スペクトラム支援士、傾聴心理士。
自身の経験を活かし、任意団体「発達障がい親支援ハッピーサポート」代表として活躍中。 著書(共著)「発達障害の子とハッピーに暮らすヒント」「発達障害の子が働くおとなになるヒント」好評発売中。
【特定非営利活動法人おやじりんく 代表理事 金子訓隆氏】
息子の真輝(まさき)くんは軽度知的を伴う自閉症。ブログ・SNSでの交流がきっかけとなり、発達障がい児を抱える父親たち10 名で2012 年11 月に「特定非営利活動法人おやじりんく」を設立。現在は父親視点から障がい児・者の自立・就労に向けた支援活動を行っており、団体ではデイサービス「輝-HIKARI-」を埼玉県内に2件運営。精力的に支援活動を行っている。おやじりんくホームページ
http://www.oyajilink.net
【LITALICOについて】
LITALICO(旧社名:株式会社ウイングル)は、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国44拠点(2014年10月時点)で事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。学習教室「Leaf」を首都圏32箇所(2014年10月時点)で開校しているほか、2014年4月に、IT・ものづくり教室「Qremo」を東京・渋谷にオープンしました。詳細は
http://litalico.co.jp/ をご覧ください。