国内初、「スペーシア®」が真空ガラスのJIS認証を取得

日本板硝子株式会社

 日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)は、
今般6月28日に、当社子会社の真空ガラス製造工場において、国内で初めて真空ガラスのJIS(日本産業規格)認証を取得しましたのでお知らせします。
(※以下注)

 真空ガラスは、2枚のガラスの間に薄い真空層を作ることにより、一般的な複層ガラスを上回る断熱性能を実現したガラスです。
 真空ガラスのJIS規格(JIS R 3225)は、真空ガラスの断熱性や耐候性等に関する性能や品質が信頼あるものとして正しく消費者に伝わることを目的に、経済産業省が中心となって2022年に制定されました。
当社の真空ガラス「スペーシア®」は、1997年に世界で初めて実用化に成功して以来、真空ガラスのパイオニアとしてこれまで国内外で市場を開拓してきました。また、昨今のエネルギー価格の高騰に対応する省エネルギー対策やカーボンニュートラルの実現に貢献できる製品として、「住宅省エネ2024キャンペーン」(「先進的窓リノベ事業」・「子育てエコホーム支援事業」)をはじめとする政府による複数の補助事業の対象製品にもなっています。
 今回のJIS認証取得により、真空ガラス「スペーシア®」の品質への信頼がますます高まり、これまで以上にお客様が安心してご使用いただけるものと確信しています。

 NSGグループは、今後も地球環境保護に貢献する高付加価値製品の提供を通じて、持続可能な社会の発展に不可欠な存在を目指します。
以上

※注:今回、認証を取得した製品は、Low-Eガラス3ミリ+真空層0.2ミリ+フロート板ガラス3ミリ、もしくは、すり板ガラス3ミリを使用した真空ガラスシリーズです。その他のラインナップにつきましても、順次、JIS認証を取得する予定です。
 
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスについてコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。 

真空ガラス「スペーシア®」について
製品紹介WEBサイト:https://shinku-glass.jp/
 

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