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株式会社NTTデータグループ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木 裕、以下:NTTデータグループ)と学校法人東京女子大学(東京都杉並区、学長:森本あんり、以下:東京女子大学)は、2024年7月2日に東京女子大学キャンパスにて、AI教育プログラムの提供に関して両者の資源や知見を生かし、相互に協力する連携協定を締結しました。
具体的には、2025年までに生成AIを柱としたAIに関する実践的な教育プログラムをNTTデータグループと東京女子大学の共同で実施します。両者は本取り組みを通してAIの知識や適切な活用方法などのリテラシーの浸透を推進し、社会の発展に寄与していきます。
【背景】
急速な勢いで進化するAIは私たちの生活に大きな影響を与え、すでに社会のさまざまな場面で活用されています。これに伴い、AIを適切に活用するための倫理やプライバシーの課題、セキュリティーなどに関するAI教育の重要性も高まっています。こうした社会情勢を受け、最新のテクノロジーを活用し、情報技術で社会課題解決に取り組んできたNTTデータグループと、創立以来100年以上にわたってリベラルアーツ教育を実践してきた東京女子大学は、より良い社会の発展に貢献していくことができると考え、本連携協定の締結に至りました。双方の資源や知見を生かし、これからの社会を支える次世代を対象とした、実践的なAI教育プログラムを提供していきます。
【連携協定の概要】
本連携協定の締結による取り組みとして、具体的には下記の3つを予定しております。
■「東女数理・2024夏の学校」
2024年8月の東京女子大学のオープンキャンパスにて、高校生、高校教員を対象にAIアバターを利用したインタラクティブな企画を開催予定です。
■AIに関する連続講座
2024年10月下旬頃より東京女子大学の学生および卒業生、連携する他大学の学生を対象に、生成AIを活用したワークショップやAIを活用した実践的な講義と演習(プロンプトエンジニアリング等)を実施予定です。
本講義はAIをテーマに計5回の連続講座を予定しています。
■産学連携コラボレーション講義
2025年度後期に東京女子大学の学生を対象とし、AIの開発・研究などを行うNTTデータグループの技術革新統括本部の社員と、データサイエンス・AI研究に従事する東京女子大学の教員によるAIをテーマにした産学連携でのコラボレーション講義を開講予定です。こちらは東京女子大学の正規授業として開講します。数理教育をベースにしたアカデミックな学習に加え、生成AIの具体的な個別事例を用いた応用、AIの課題などについて、アクティブラーニングや問題解決型学習の手法を用いる予定です。
<両者コメント>
・NTTデータグループ 代表取締役社長:佐々木 裕
AIはこれからの社会、産業、私たちの生活を変える革新的な技術であり、次世代リーダー育成の重要なテーマです。サステナビリティーの実現に向けて、女性の更なる活躍とリーダーシップが期待されていますが、本活動を通じてAIリテラシーの向上とキャリア形成を支援することで、多様な人材が活躍する持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
・東京女子大学 学長:森本 あんり
最近のAI技術は、私たちの想像をはるかに超える速さで発展しており、今後ますます日常生活で必要不可欠なものとなってゆくことでしょう。今回のNTTデータグループとの連携は、そうしたAI時代の到来を見据えた先進的な取り組みです。東京女子大学の伝統であるリベラルアーツ教育と融合させ、未来に向けたチャレンジの第1歩として、積極的に推進したいと考えております。
▼本件に関する問い合わせ先
東京女子大学
広報課
住所:〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1
TEL:03-5382-6476
FAX:03-3395-1212
メール:pr@gr.twcu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/