LITALICO、埼玉県内4箇所目となる総合幼児教室「Leafジュニア」を志木にオープン

株式会社LITALICO

発達の遅れが気になる未就学児を対象に、生活スキルを高める教育プログラムを提供

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障がい者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、旧社名:株式会社ウイングル)は9月1日(金)、埼玉県志木市に新たな総合幼児教室「Leafジュニア 志木教室」を開校しました。障がいの有無に関わらず、発達の遅れが気になる0歳~6歳までの未就学児を対象に、子どもの発達段階に応じた集団生活スキルを指導し、就園・就学時に必要となる社会性の向上を図ります。「Leafジュニア 志木教室」は、児童福祉法の福祉サービス「児童発達支援事業」に基づく総合発達コース専門の教室です。 Leafジュニアは、発達が気になるお子さまの教育から始まった総合幼児教室です。子ども一人ひとりの違いを理解し、すべての子どもたちが、より楽しく学べ、達成感を得られるように、個々の特徴や成長に合わせて、教え方や環境を工夫しています。 Leafジュニアでは、まず子どもの発達の課題に対して、行動観察や保護者への聞き取りを通し、得意・不得意、好き・嫌い、過ごしにくさなど問題の背景にある要因から明らかにします。その結果をもとに、子ども一人ひとり個別の指導計画を作成し、子どもが主体的に楽しく学べるよう開発された独自の教材などを用い、個別と集団を組み合わせた指導を実施。生活スキルやソーシャルスキルも含めた総合力を効果的に高めます。Leafの外でも学んだ知識やスキルが活かせるように、自治体やさまざまな地域機関と連携し、包括的な支援体制を構築するほか、支援技術の情報交換を行い、より良質なサービス提供に注力しています。 この度、新たに開校した「Leafジュニア 志木教室」で提供する「総合発達コース」は、経験豊富な保育士や臨床心理士などのスタッフが、応用行動分析(ABA)をベースに指導を行います。利用者は国と自治体からの給付により1割の負担額での利用が可能です*。このコースでは、1日に利用できる人数が限定されるため、Leaf各教室につき15~20名、全教室ではおよそ350名の待機者を抱えているのが現状です。当社では今後も、Leafジュニアの教室を積極的に展開していく予定で、一人でも多くの子どもたちの成長に寄与し、発達面の課題を抱える子どもが本来持つ多様な可能性を拡げていきたいと考えています。 Leafは2014年9月現在で、首都圏32教室、約4,000名のご利用をいただいています。埼玉県内では、今回の志木教室が4教室目のオープンとなります。 *利用にはお住まいの市区町村での通所受給者証の申請手続きが必要です 【「Leafジュニア 志木教室」概要】 ■ 住所 : 志木市本町5-25-20 ムクロジュビル6階 ■ 電話番号 : 048-485-5701 (9:00~18:00) ■ 交通案内 : 東武東上線「志木駅」より徒歩3分 ■ WEB : http://leaf-school.jp/junior/school/shiki/ ■ サービス利用の手続きについて   サービスの利用には、お住まいの市区町村(または保健所等)で通所受給者証の申請手続きを行い、通所受給者証を取得する必要があります。   ※申請には数週間かかることがあります。   ※受給者証の発行の決定権は自治体にあります。また、発行に際しては医師の診断書または相応の相談機関等の意見書が必要となる場合があります。 【<ご参考> Leafについて】 ■ Leafについて LITALICOが手がける教育事業「Leaf」では、未就学児向け総合幼児教室「Leafジュニア」と就学児向け学習指導施設「Leafプログレス」の2つのサービスを提供しています。 ■ Leafの指導方針 Leafでは子ども一人ひとりの目標に対して効果的に楽しく学べるよう指導を行っています。 1. 子どもの主体性を養う指導 Leafでは子どもが主体的に学ぶ環境を作り、成功体験を積ませることによって次の学びに繋げていくことを重視した指導を行っています。やりたくないことをやらされるのではなく、子ども自身が知りたい、学びたいと思い、自発的に学習をしたり適切な行動を取ったりしやすいような指導環境を作ります。 2. 一人ひとりに合った学び方を提供 子どもは一人ひとり異なる学び方をします。Leafでは一人ひとりにとって、どのような学び方が一番適しているのかを分析し(アセスメント)、学び方の選択肢を提供することによって、効果的にかつ楽しく学べるような仕掛けを作っています。また、日々成長していく子ども自身や取り巻く環境に合わせて指導内容・指導方法も随時更新していきます。 3. Leafの外でも学んだ知識やスキルを発揮できるように Leafにとどまらず、Leafの外でも学んだ知識やスキルが活かせるようにしていま す。そのために外部機関(行政・医療機関など)と連携し、子どもを取り巻くチー ムとして、学ぶ環境を整えていきます。 【<ご参考> Leafにおける具体的な指導例】 例)嫌なことがあった時に、相手を叩いたり、泣いたりしてしまうA君 1.目標設定 「嫌な時に『いや』と言葉で表出できるようになること」を目標にしました。 2.目標に対する手立て (1)子どもが帰りたくない気持ちが生じている時に「いや」という言葉を聞かせます。 (2)気持ちと言葉の一致ができるように、繰り返し「いや」の言葉を教えます。 (3)自分で「いや」と言えた時にたくさん褒めて承認をします。 3.指導の実施 (1)遊んでいるA君に、「A君帰ろう」と声をかけ、泣いたり、他害が起こったりした直後に、「いや」とA君の気持ちを代弁し、繰り返し言葉かけを行い、子ども自身が、感情と「いや」という言葉の一致ができるようにします。 (2)始めは「いや」が言えなくても、「いやだったんだね。ちょっとだけ遊んで帰ろう。」とA君の気持ちを尊重します。 (3)「いや」が自ら言えた時は、たくさん褒め、「いやと上手に言えたから、もう少し遊んで帰ろう。」と声かけをします。 4.指導の結果 次第に癇癪混じりではありますが、「いや」と表出するようになりました。 褒められたことが嬉しかったため、その後は口で「いや」と言えるようになり、他害や癇癪がなくなりました。 現在は、さまざまな場面で「いや」が言えるようになりました。 【LITALICOについて】 LITALICO(旧社名:ウイングル)は、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国44拠点(2014年9月時点)で事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏32箇所(2014年9月時点)で開校しているほか、2014年4月に、IT・ものづくり教室「Qremo」を東京・渋谷にオープンしました。詳細はhttp://litalico.co.jp/ をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
株式会社LITALICO
三谷・山口・井上
TEL:03-5704-7355 

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