-JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」地域共創分野・本格型に採択-ものつくり大学も循環型社会の実現に取り組みます!

ものつくり大学

慶應義塾大学が代表機関となり、幹事自治体の鎌倉市、参画企業、参画大学との共創により応募提案した「リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」が、このたび国立研究開発法人科学技術振興機構(以下JST)による「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野・本格型プロジェクトとして採択されました。ものつくり大学も本プロジェクトへ参画し、循環の中から新たな付加価値を創出する「共性アップサイクル」の実現と理論化に取り組みます。 今回採択された、COI-NEXT地域共創分野・本格型プロジェクトでは、地域拠点ビジョンを「循環者になるまち~社会でまわす、地球にかえす、未来へのこす~」とし、微生物からAI(人工知能)まで多種多様なアクターをつなげることで、循環の中から新たな付加価値を創出する「共生アップサイクル」の実践と理論化に取り組みます。 また、幹事企業である株式会社カヤック(代表取締役社長:柳澤大輔、副プロジェクトリーダー)が開発した地域デジタル通貨「まちのコイン」等を連動させることで、資源循環に参加することを通じ、市民がリスペクトを交換しあい、互いのウェルビーイングを高めあうことのできる社会システムを実装します。鎌倉市で実現した仕組みを、国内外の自治体へ展開し、最終的には資源循環都市ネットワークを世界へと広げていく構想です。 本プロジェクトは2032年までの10年間を予定しており、基礎研究から地域での社会実装につなげていく仕組み、次世代の人材育成、起業支援、国際連携等を統合的に進める拠点を構築していきます。本プロジェクトにおいて、ものつくり大学は、ファインケミストリーを核とした階層的アップサイクルの実現にむけて、食品残渣からでたコーヒー粕やエビ殻やカニ殻などの廃棄資源を生分解性樹脂用のフィラーとして活用し、強度・耐久性の強化を実現するため、それらの基本的な物性評価や耐久性試験に関して、情報メカトロニクス学科の荒木邦成教授と松本宏行教授が参画して担当してまいります。これらにより、地域住民のウェルビーイング向上に貢献してまいります。以上から、循環の中から新たな付加価値を創出する「共性アップサイクル」の実現と理論化に取り組んでいき、循環型社会の実現を目指します。 <参考> 慶應義塾大学 SFC https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/news/coi-next_sfc/ 鎌倉市 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2023/20230314.html カヤック https://www.kayac.com/news/2023/03/coi-next ▼本件に関する問い合わせ先 ものつくり大学 広報地域交流係 TEL:048-564-3906 メール:koho@iot.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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