「部屋のみる夢ーボナールからティルマンス、現代の作家まで」展 公式図録を4月3日(月)より一般発売
古くから芸術家たちの着想源となりさまざまな作品に描かれてきた「部屋」。本展覧会では、19世紀から現代に至るまで、9組の作家による部屋にまつわる表現を取り上げ、この小さな世界のなかで織り成される親密な記憶や夢想のありようをあらためて見つめ直します。
■ハイライト
新収蔵作品やステイホームの感覚を反映した現代作家の新作など、撮り下ろし写真を多数掲載
新収蔵となる草間彌生《ベッド、水玉強迫》やヴォルフガング・ティルマンスの写真作品を含む図版や展示風景写真を60ページ以上にわたり掲載。窓や扉をモティーフとした髙田安規子・政子によるインスタレーションや、佐藤翠+守山友一朗が初めて手がけた共作など、本展覧会のための新作の撮り下ろし写真を収録します。
専門家たちによる寄稿ほか展覧会をより深く楽しむテキストも充実
近現代美術を専門とし、マティスに関する論考も多い関直子氏(早稲田大学文学学術院教授)による寄稿エッセイをはじめとする専門家によるテキスト、現代の息吹を伝える髙田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗による作家ステートメントも収録。部屋という空間への意識や日常における位置付けが変容しつつある今日の私たちの視点で綴られたテキストで、「部屋」をめぐる多様な表現をひも解いていきます。
■中面紹介
タイトル:『部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで』
企画:ポーラ美術館
出版:求龍堂
定価:3,300 円 (税込)
仕様:B5変型/142ページ/並製本カバー掛け
言語:日本語、英語(一部)
ISBN:978-4-7630-2302-5 C0071
■関連リンク
ポーラ美術館 公式オンラインショップ https://www.polamuseum.or.jp/shop/museum-shop/
求龍堂オンラインショップ https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000002108/
■展覧会概要
部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで
会 期:2023年1月28日(土)– 7月2日(日)会期中無休
会 場:ポーラ美術館 展示室1, 3
主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
出品作家:ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、髙田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗
展覧会HP: https://www.polamuseum.or.jp/sp/interiorvisions/
■ポーラ美術館について
2002 年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も展示し、同時代の表現へと展望を拡げている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。
開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館⽇︓会期中無休 ※悪天候による臨時休館あり
所在地︓神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
TEL︓0460-84-2111
入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
公式サイト:https://www.polamuseum.or.jp/