「部屋のみる夢 ーボナールからティルマンス、現代の作家まで」開幕

ポーラ美術館

新収蔵作品12点を初公開!個性あふれた9組の作家による多彩な室内の表現をめぐる
会期:2023年1月28日(土) –7月2日(日)

ポーラ美術館では、2023年1月28日(土)から7月2日(日)まで、「部屋のみる夢 ―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」を開催中です。

パンデミック以降、私たちの生活様式は大きく変化しました。移動が制限された状況で誰もが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」という空間です。安心をもたらす室内での生活は、外の世界からの隔絶がゆえに閉塞感と隣り合わせのものでした。他方、閉じられた空間で紡がれた親しい人たちやかけがえのないものとの関係は、日常を生き抜くためだけではなく、変化の乏しい生活に彩りを添えるのに、欠かせないものであったと言えるでしょう。

本展覧会では、19世紀の室内画からまさにいまを生きる「ステイホーム」以降の感覚を反映した現代の作家に至るまでの、部屋にまつわる多彩な表現に焦点をあて、この小さな世界のなかで織りなされる親密な記憶や夢想のありようを、あらためて見つめ直します。

9組の作家を独立した空間に分けてご紹介しており、会場内に決められた順路はありません。入口で配布している会場マップを手に取って、それぞれの作家たちの「部屋」をめぐるようにお楽しみください。

■主な展示風景
<展示室1 第1会場>

会場入口

アンリ・マティス

ピエール・ボナール

ヴィルヘルム・ハマスホイ

佐藤翠+守山友一朗
© Midori Sato ©Yuichiro Moriyama
 
© Midori Sato ©Yuichiro Moriyama

髙田安規子・政子
© Akiko & Masako Takada
 
© Akiko & Masako Takada

<展示室3 第2会場> 
ヴォルフガング・ティルマンス 
© Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art

草間彌生
© YAYOI KUSAMA

※展示風景はすべて Photo: Ken KATO

■展覧会概要
部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで

会 期:2023年1月28日(土)– 7月2日(日)会期中無休
会 場:ポーラ美術館 展示室1, 3
主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
出品作家:ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、髙田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗
展覧会HPhttps://www.polamuseum.or.jp/sp/interiorvisions/

■ポーラ美術館について
2002 年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も展示し、同時代の表現へと展望を拡げている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。

開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館⽇︓会期中無休 ※悪天候による臨時休館あり
所在地︓神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
TEL︓0460-84-2111
入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
公式サイトhttps://www.polamuseum.or.jp/

 

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