ソニー教育財団「ソニー子ども科学教育プログラム」で選ばれた  最優秀校 神奈川県横浜市立立野小学校が「子ども科学教育研究  全国大会」 を開催

公益財団法人 ソニー教育財団

2022年11月25日(金)に「新たな価値を創造する」 19の公開授業と       研究協議会・シンポジウムを実施

公益財団法人 ソニー教育財団(会長:盛田 昌夫)は、2021年度に「ソニー子ども科学教育プログラム 教育実践論文」の応募161校の中から「最優秀校」に選ばれた横浜市立立野小学校(神奈川県、 校長:石川秀子氏)において、優れた教育実践を公開する「子ども科学教育研究全国大会」を開催いたします。

ソニー教育財団は、本論文募集の主題である「科学が好きな子どもを育てる」ことによって、子どもたちが学びと探究を通して自ら課題を見つけて学び、考えを深めて行動し、未来を切り拓く力を育むことにつながると考えます。 この度、「子ども科学教育研究全国大会」を行う横浜市立立野小学校では、「自然に浸り、じっくり観察し、新たな価値を創造する力を育成する生活科・理科」を研究テーマとしています。高い意欲を持ち、好奇心や疑問を抱いた子どもたちが積極的に学びを進める姿を支援する授業展開は、主体的に明るく かつ粘り強く課題に取り組む「科学を好きな子ども」を育てていると、論文審査の過程で高く評価されました。

全国大会では、19の生活科・理科の公開授業、ポスターセッション及び研究協議会を行います。シンポジウムでは、「新たな価値を創造するためには」というテーマで、6人のシンポジストが本大会の参加者と共に「科学が好きな子どもを育てる」ことを考え、これからの教育に向けた新たな学びの機会となることを願っております。

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子ども科学教育研究全国大会 開催概要
   自然に浸り、じっくり観察し、新たな価値を創造する力を育成する生活科・理科

開催日時:     2022年11月25日(金) 8:50~16:30
シンポジウム: 「新たな価値を創造するためには」
        学校法人希望が丘学園                    学園統括顧問  日置 光久 氏
        福島大学教職大学院                       准教授           鳴川 哲也 氏 他
主催:  神奈川県横浜市立立野小学校、公益財団法人 ソニー教育財団、ソニー科学教育研究会
後援:  文部科学省、横浜市教育委員会他

※詳細は、横浜市立立野小学校のウェブサイトをご覧ください。
https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/tateno/


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■ ソニー教育財団 「ソニー子ども科学教育プログラム」 教育助成論文 最優秀校
横浜市立立野小学校 (神奈川県)
  
      自然に浸り、じっくり観察し、新たな価値を創造する子ども
論文全文 https://www.sony-ef.or.jp/program/result/pdf/2021_sci_tatenoK.pdf

【審査講評(抜粋)】
「科学が好きな子ども像」を、自然に浸る、じっくり観察する、感動する、問い続ける、新しい考え方を自分たちで作り出すなど、目に見える子どもたちの活動や態度として定め、導入の工夫、問題解決の繰り返し、めあてと振り返り、活用場面の設定という単元構成に従って、しっかりとした指導計画に基づいて授業が実践されています。どの実践も、手立てに沿った活動がしっかりと行われており、じっくりと観察することにより好奇心や疑問を誘発し、子どもたちが主体的に学習する姿が見られます。天気の変化の学習と運動会当日の天気の予想、年間を通じて根岸森林公園の自然と関わる学習、個別支援学級のおもちゃランドの学習など、良く工夫された授業が行われています。

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■「ソニー子ども科学教育プログラム」 教育助成論文 とは
「科学が好きな子どもを育てる」を主題として、2つの部門で募集を行っています。1つは「教育助成論文」で、全国の小学校・中学校から、全教科を対象に「科学が好きな子どもを育てる」を主題に、その授業研究と学校の取り組みを募集しています。最優秀校には翌年、「子ども科学教育研究全国大会」を開催していただき、その優れた実践を共有し、学び合いの場として多くの先生が活用されています。もう1つは、教員個人を対象に「これからの時代において、子ども達に求められる資質や能力」を定義してもらい、その育成(=計画)を応募いただくものです。入賞者には全国大会で、自らの「計画」とその実行に関するパネル発表を実施いただいています。両部門の審査においては、各界に見識を持つ専門家による審査委員会を設置し、公正かつ厳正な審査で入選論文を審査しています。また、応募校全てにソニー製品、入賞校・教員に対しては、賞に応じた賞金を贈呈しています。
詳しくは、ホームページをご覧ください: https://www.sony-ef.or.jp/program/

■ソニー教育財団について
ソニーの創業者である井深 大は、戦後間もない日本において、科学技術の振興こそが国の発展に繋がると考え、次世代を担う子どもたちへの理科教育に多大な関心を抱いていました。日本初のトランジスタラジオを発売し、会社経営が軌道に乗り始めたのを機に、1959年「ソニー小学校理科教育振興資金」の贈呈を始めました。ソニーの教育助成活動の始まりです。
この事業を継続的に発展させるため、1972年に「財団法人 ソニー教育振興財団」を設立しました。その後、井深 大の理念を引き継いだ教育助成活動は対象を中学校にも拡げ、子どもたちの感性・創造性・主体性の育成を目指した「ソニー子ども科学教育プログラム」へと発展。50年以上もの間、創造的で先進的な取り組みを行う全国の学校、先生方を支援してきました。
一方で、井深 大の関心は幼児教育にも広がり、1969年に「財団法人 幼児開発協会」を設立しました。幼児期の豊かな感性と創造性の育成を目指し、2002年から幼稚園・保育所・認定こども園を対象にした「ソニー幼児教育支援プログラム」を開始しました。2011年に「公益財団法人 ソニー教育財団」となり、幼児期から中学生までの「科学する心」を育むこと、「科学が好きな子ども」を育てることを柱にした教育助成を行っています。
 

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