学生の教養や芸術への理解を深める場 -- 昭和女子大学人見記念講堂がリニューアル

昭和女子大学

学校法人昭和女子大学(理事長・総長:坂東眞理子/東京都世田谷区)のキャンパス内にある「人見記念講堂」が、1980年に竣工して以来の大規模改修工事を終え、大学の卒業式を3月16日に執り行いました。人見記念講堂は竣工から42年、多くの方にコンサートホールとして、そして学生の教養や芸術への理解を深める学びの場として親しまれてきました。このたび、より安全な空間を確保するためのオーデトリアム天井の耐震化、そして時代のニーズに沿ったバリアフリー化や、環境への配慮などに対応しました。教育面では引き続き学生たちが一流の文化・芸術に触れ、教養を深めます。  人見記念講堂は、2代目理事長の人見楠郎が、創設者であり初代理事長の人見圓吉を記念し、昭和女子大学創立60周年となる1980年に竣工しました。この講堂設立は、学生のうちから専門家の講話を聴き、国内外における最高級の文化・芸術に触れることによる教養教育の向上を目的としています。  記念事業として開設された「文化講座」は、学問・文化の専門領域における国内外の学者・文化人・芸術家による、講演会、音楽会などを創立者記念講堂で開催し、年間カリキュラムに組み込んだものです。女性教養講座、文化研究講座、特殊研究講座の3講座で構成され、学生は卒業要件として、女性教養講座と文化研究講座を毎年各4回受講します。  「女性教養講座」では、幅広い領域で活躍する著名人による「女性の心を育む」ことを目的とした講演を開催します。また、「文化研究講座」では年間15講演を開催し、クラシック音楽やミュージカル、バレエや楽団、そして雅楽、歌舞伎、能楽・狂言、落語など、幅広い文化に触れることができます。2022年度は、東京フィルハーモニー交響楽団による「春の名曲コンサート」や、明治座監修による能楽鑑賞会、落語鑑賞会、雅楽鑑賞会が予定されています。 人見記念講堂 改修内容  ・トイレのバリアフリー化(ユニバーサルトイレや身障者用リフトの設置等)  ・車椅子用鑑賞席の設置(6席)  ・オーデトリアム天井の耐震化  ・主要部の照明のLED化による環境へ配慮と、ランニングコストの低減  ・舞台特殊設備の見直しによるメンテナンスコストの低減  ・座席の交換、新調・床面の貼替  ・同時通訳ブースの設置 等 ▼本件に関する問い合わせ先 昭和女子大学 広報部 TEL:03-3411-6597 メール:kouhou@swu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ