生命保険業界のCMランキング(2021年10月クール)
個人全体で『日本生命保険』のCMが1番注目されていた
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2021年10月クール*1に放映されたテレビCMの中で、生命保険の業界のランキングを集計いたしました。
TVISION独自の指標「アテンション含有率*2」のランキングにすることで、その企業のCMが、視聴者にちゃんと見られているのかがわかります。
※*2 アテンション含有率:視聴者のうちの、テレビ画面注視者の割合を表します。
【生命保険カテゴリー企業別】テレビCM アテンション含有率ランキング
この10社のうち、10月クール・個人全体で1位になったのは、『日本生命保険』でした。生命保険会社を検討する機会の多い若年層(MF1層:男女20〜34歳)でのランキングは、1位が『ライフネット生命保険』でした。個人全体・MF1層ともに、3位までに『日本生命保険』、『ライフネット生命保険』がランクインしておりました。
ご参考までに、10月クール中の各社の出稿量(推定GRP)はこちらです。
2021年10月クール テレビCM 推定GRP一覧
出稿量がこの業界内でとても多かった『アフラック生命保険』は、アテンション含有率のランキングで見ると、個人全体で8位、MF1層では7位となっていました。出稿量が多いゆえにすでに知られており、見られにくい状況になっていると考えられます。
『日本生命保険』は、出稿量では業界4位でしたが、アテンション含有率では個人全体でもMF1層でも3位以内に入っていました。
また『日本生命保険』、『ライフネット生命保険』は、ほとんどがタイム枠での出稿をされており、両社とも効率よく出稿できていたと言えます。
生命保険業界のCMトレンドを分析したレポートもございます。
ご興味あればこちらもご参照ください。(https://telescope.tvisioninsights.co.jp/2022/collection-tips/whitepaper/9969/)
【TVISION INSIGHTS株式会社について】
TVISION INSIGHTS株式会社は人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。
ご家庭のテレビに、TVISIONが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というTVISION独自のアテンションデータを広告主・広告会社・放送局など国内累計160社以上のクライアントにご活用いただいています。現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組を計測しています。TVISIONでは「新しいデータによってメディアマーケットを圧倒的に進化させる」というミッションのもと、テレビの価値をアテンションデータによって顕在化しています。