2022年1月「企業CM」注目度ランキングを発表
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月における企業CMランキングの公開をお知らせいたします。
■「企業CM」注目度ランキング 概要
2022年1月1日〜31日に、関東で50GRP以上のCM出稿があった全企業の「企業CM※」を対象に、テレビの前にいる人のなかで、テレビ画面を見ている人の割合を「注目度」として算出。それをCM単位で集計した、「企業CM注目度ランキング」を作成しました。
対象となった企業CM数は532本です。50GRPとは、対象期間中に、世帯視聴率約5%の番組に15秒CMを10回放送した量に相当します。(TVISION INSIGHTS調べ)
※企業CM:特定の商品・サービス名のCMでない、企業としてのメッセージを伝えるCMを指します
今回のランキングの中でも、下記のCMは「人と人のつながり」や「未来に対する想い」を前面に打ち出していました。コロナ禍が長期化する中で、人との交流が減少したり、未来への不安を持つ人が増加したりしている影響があると考えられます。
- 5位:ジャックスカード「未来のために」篇 30秒
- 9位のジャパネットたかた「Goods for you~勝ち負けではない価値A」篇 30秒
- 10位:ダイワハウス「かぞくの群像 #2 萌芽」篇 30秒
- 21位:三井住友銀行「ともに、前へ」篇 30秒
■複数CMがランクインした企業
30位までの中でサッポロビールが3本ランクインしており、複数のCMで注目を集めることに成功していました。
また、ジャックスは5位と14位、大和ハウス工業は10位と19位、KDDIは16位と24位と、秒数違いのCMがそれぞれランクインしていました。
■前月ランキングと同様のCMで、引き続きランクインした企業
4位のシステナ、16位のKDDI、18位の東京エレクトロン、23位のキヤノンについては、2021年12月の企業CMランキング(https://telescope.tvisioninsights.co.jp/2022/collection-tips/analysis-result/9094/)と同じ素材で前月に引き続きランクインしており、注目度の低減はそこまで見られない結果となりました。(表:水色部分)
15位の日本生命保険、27位のパナソニックは、2021年12月に放送したCM素材の秒数違いが、今月もランクインする結果となりました。(表:オレンジ色部分)
■1位から10位までのCMの詳細
1〜10位にランクインしたCMの詳細については、以下でご紹介いたします。
- 1位:長谷工グループ「仲介もわかるんだ」篇 30秒
- 2位:明電舎「電気よ、動詞になれ。 照らせ。」篇 30秒
- 3位:サッポロビール「大人EV総集2022 その1」篇 60秒
- 4位:システナ「アスリート社員」篇 30秒
- 5位:ジャックスカード「未来のために」篇 30秒
- 6位:サッポロビール「大人EV 55歳 純粋とは」篇 60秒
- 7位:味の素「妥協なき栄養」篇 60秒
- 8位:グロップ「グロップで始めちゃお」篇 30秒
- 9位:ジャパネットたかた「Goods for you~勝ち負けではない価値A」篇 30秒
- 10位:ダイワハウス「かぞくの群像 #2 萌芽」篇 30秒
TVISIONは、この「企業CM」注目度ランキングを定期的に発信していく予定です。 自社の企業イメージに責任を持つ、経営者やコミュニケーション担当者の方が、定点観測していくデータのひとつとしてお役立てください。31位以降のランキングが気になる方は、お問合せください。