2022年の見通し: プライベート・アセット
シュローダー・キャピタル CIO
コロナ危機に対応するための金融政策および財政刺激策、また過去の良好なプライベート・アセットのパフォーマンス実績を背景に、プライベート・アセットへの関心は急速に高まっていますが、今後もこの傾向は続くでしょう。
プライベート・アセットへの関心の高まりを受け、一部の資産クラスでは、資金調達レベルが長期的なトレンドを大幅に上回っています。一般的にこのような状況では、ビンテージイヤーのパフォーマンス目標を圧迫する可能性があります。
非流動性プレミアムが圧力にさらされている一方で、複雑性や小型の投資案件が有する投資プレミアムといった、プライベート・アセット特有の、他のパフォーマンス推進要因は損なわれていないと考えています。
このような環境下では、長期的な戦略や投資規律の順守に加え、投資を成功に導く主な要因には以下の3つがあげられると私たちは考えます:
01
高度な選択力
02
複雑性プレミアムの重視
03
プライベート・アセット内での分散
上記の3つを実現するためには、プライベート・アセットの有するロングテールと呼ばれる部分、プライベート・アセットの幅広い投資ユニバースと、様々な規模の案件を充分に活用することが重要となります。
私たちは、すでに水面下で進行していたある種のトレンドが、パンデミックによって加速されたと見ています。今後12ヶ月で、私たちが 「プライベート・アセット4.0」と呼ぶ、プライベート・アセット業界の次の段階に向けた急速な進展がみられる可能性があるでしょう。
2022年に向けて、この新時代がもたらすリターンの創出、リスク管理、サステナビリティ、そしてプライベート・アセットの民主化について解説します。
<目次>
- 資金調達額は長期的なトレンドを上回る水準に
- 高度な選択力
- 複雑性プレミアムの重視
- プライベート・アセット内での分散化
- プライベート・アセット4.0への変革は、投資家に新たな選択肢をもたらす
※詳細につきましては、下記リンクからご確認をお願いいたします。
https://www.schroders.com/ja-JP/sysglobalassets/schroders/sites/japan/pdf/insights/202201_private_asset_update.pdf
投資プロフェッショナルに聞く、プライベート・アセットに関する主要なトピック
<目次>
- 不動産
- プライベート・エクイティ
- セカンダリー
- ベンチャー・キャピタル
- インフラストラクチャー
- 資産担保証券およびアセット・ベース・ファイナンス
- プライベート・デット
- 保険リンク証券
- インパクト投資
- プライベート・アセット・ソリューションズ
※詳細につきましては、下記リンクからご確認をお願いいたします。
https://www.schroders.com/ja-JP/sysglobalassets/schroders/sites/japan/pdf/insights/202201_private_asset_update.pdf
■シュローダー・キャピタルについて
シュローダー・キャピタルは、グローバルな資産運用グループであるシュローダーのプライベート・マーケット投資部門です。
シュローダー・キャピタルは、投資家の皆様に幅広いプライベート・アセットへの投資機会、ポートフォリオの構築、カスタマイズされたプライベート・アセット戦略へのアクセスを提供するために設立されました。
シュローダー・キャピタルの投資運用チームは、20年以上にわたりプライベート市場で事業を展開し
ており、各資産クラスにおいて業界最高水準のリスク調整後リターンを提供することに注力し、直接投
資のケイパビリティと、プライベート市場のあらゆる資産クラスにおいて、コミングルファンドやカスタマイズしたプライベート・アセット戦略のマンデートを通じた、幅広いソリューションを組み合わせて投資を実行します。
投資運用チームは、厳格なアプローチ、パフォーマンス、コラボレーション、高潔に特徴づけられた企業文化を基盤に、サステナブルなリターンを達成することを目指しています。
シュローダー・キャピタルでは、約700億米ドルを超える資産*を運用しており、不動産、プライベート・エクイティ、セカンダリー、ベンチャー・キャピタル、インフラストラクチャー、証券化商品、プライベート・デット、保険リンク証券、インパクト投資(ブルーオーチャード)など、多様な投資戦略を提供しています。
*出所: シュローダー・キャピタル、 2021年9月30日
※詳細な情報に関しましては、以下のウェブサイトをご覧ください。
www.schroderscapital.com
重要なお知らせ:
- 本資料は、情報提供を目的として、シュローダー・キャピタルが作成した資料をシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下「弊社」といいます。)が和訳および編集したものであり、いかなる有価証券の売買の申し込み、その他勧誘を意図するものではありません。英語原文と本資料の内容に相違がある場合には、原文が優先します。
- 本資料に示されている運用実績、データ等は過去のものであり、将来の投資成果等を示唆あるいは保証するものではありません。投資資産および投資によりもたらされる収益の価値は上方にも下方にも変動し、投資元本を毀損する場合があります。また外貨建て資産の場合は、為替レートの変動により投資価値が変動します。
- 本資料は、作成時点において弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成されておりますが、弊社はその内容の正確性あるいは完全性について、これを保証するものではありません。
- 本資料に記載された特定のファンドに関する情報は、本資料でご紹介する運用戦略等を説明するための参考情報として記載したものであり、当該ファンドの募集その他勧誘を目的としたものではありません。
- 本資料中に記載されたシュローダーの見解は、策定時点で知りうる範囲内の妥当な前提に基づく所見や展望を示すものであり、将来の動向や予測の実現を保証するものではありません。市場環境やその他の状況等によって将来予告なく変更する場合があります。
- 本資料中に個別銘柄についての言及がある場合は例示を目的とするものであり、当該個別銘柄等の購入、売却などいかなる投資推奨を目的とするものではありません。また当該銘柄の株価の上昇または下落等を示唆するものでもありません。
- 本資料に記載された予測値は、様々な仮定を元にした統計モデルにより導出された結果です。予測値は将来の経済や市場の要因に関する高い不確実性により変動し、将来の投資成果に影響を与える可能性があります。これらの予測値は、本資料使用時点における情報提供を目的とするものです。今後、経済や市場の状況が変化するのに伴い、予測値の前提となっている仮定が変わり、その結果予測値が大きく変動する場合があります。シュローダーは予測値、前提となる仮定、経済および市場状況の変化、予測モデルその他に関する変更や更新について情報提供を行う義務を有しません。
- 本資料中に含まれる第三者機関提供のデータは、データ提供者の同意なく再製、抽出、あるいは使用することが禁じられている場合があります。第三者機関提供データはいかなる保証も提供いたしません。第三者提供データに関して、本資料の作成者あるいは提供者はいかなる責任を負うものではありません。
- シュローダー/Schroders とは、シュローダー plcおよびシュローダー・グループに属する同社の子会社および関連会社等を意味します。
- 本資料を弊社の許諾なく複製、転用、配布することを禁じます。