テクトロニクス、AVC(H.264)のビデオ/オーディオ・アナライザがHEVC規格対応を追加

テクトロニクス

新製品MTS4EAV7による、モバイル・ビデオ、OTTビデオ、4K(Ultra HD)アプリケーションの次世代エンコーダ設計のコーディング効率の最適化

報道発表資料 2013年9月10日 テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、MTS4EA AVC(Advanced Video Coding)ビデオ/オーディオ・アナライザをアップグレードした、新製品MTS4EAV7 HEVC/AVCビデオ・オーディオ・アナライザを発表します。今回のアップグレードでは、新たにHEVC(High Efficiency Video Coding)/H.265規格がサポートされました。MTS4EAV7のES(Elementary Stream)解析機能とHEVCサポートにより、ハードウェア/ソフトウェア・ビデオ・エンコーダ、半導体デバイス、モバイル・ビデオ・デバイスの設計/製造メーカは、新しいHEVC技術を採用したHDモバイル・ビデオ、OTT(over-the-top)ビデオ、ウルトラHD(4K)放送アプリケーションの次世代ビデオ製品を効率的に開発することが可能です。 テクトロニクス、ビデオ・プロダクト・ライン、ジェネラル・マネージャのエベン・ジェンキンス(Eben Jenkins)は、次のように述べています。「HEVCは、驚くほど低いビット・レートで高品質、高解像度のビデオが配信できるため、業界では大きな話題になっています。これにより、コンテンツ配信事業者は既存のインフラを使用して、モバイル/家庭用受信機に優れた品質のHDモバイル、OTTビデオ、ウルトラHDのビデオを配信することが可能になります。テクトロニクスは、急速に変貌しつつあるビデオ業界が、HEVCなどの新しい技術をチャンスととらえられるようにお手伝いします。MTS4EAV7は、これをサポートするための製品の一つです」 MTS4EAV7は、HEVCエンコーダの効率化や圧縮画像品質の最適化に有効な解析機能を備えています。この製品は、研究・開発における問題解析に最適であり、規格適合検査やストリーム統計解析機能を利用することで、研究・開発工程において発生する問題の解決時間を短縮することができます。また、コンテンツ配信業者は、MTS4EAVを使用することにより、HEVC技術を採用している製品のコンプライアンス、互換性、性能などをテストできます MTS4EAV7の特長を以下に示します。 デコードされた画像のCU、PU、スライス、タイル、モーション・ベクタのオーバレイ表示 解析画面の同期と統計表示 HEVCストリーム映像の比較解析 HEVCストリームのHRD(Hypothetical Reference Decoder)バッファ解析 HEVCの4K解像度までのデコードとビデオの表示 HEVC ESのコンプライアンス解析 MTS4EAファミリをすでにお使いのお客様は、ソフトウェア・アップグレードをお求め頂くことでHEVCサポート機能が追加されます。 テクトロニクスについて テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(www.tektronix.com/ja)をご覧ください。 テクトロニクスの最新情報はこちらから Twitter (@tektronix_jp) Facebook (http://www.facebook.com/tektronix.jp) YouTube(http://www.youtube.com/user/TektronixJapan) お客さまからのお問合せ先 テクトロニクス お客様コールセンター TEL 0120-441-046 FAX 0120-046-011 URL http://www.tektronix.com/ja Tektronix、テクトロニクスは Tektronix, Inc.の登録商標です。本文に記載されているその他すべての商標名および製品名は、各社のサービスマーク、商標、登録商標です。

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