恵泉女学園大学で多摩市とNPO法人あい・ぽーとステーション連携事業「子育て支援員」養成講座を実施 -- 10月20日から2期目がスタート

恵泉女学園大学

2021年2月から、恵泉女学園大学(東京都多摩市)を会場に、多摩市とNPO法人あい・ぽーとステーション(東京都港区)の協働事業「子育て支援員講座」が行われている。これは、地域の子育て支援(一時保育等)に携わることが可能となる厚生労働省認定資格「子育て支援員」を取得するための講座。多摩市民だけでなく同大の学生も受講可能で、第1期となった昨年度の講座では34名の学生が修了。2期目となる今年度は10月20日から講座が始まっており、新たに12名の学生が資格取得を目指している。  「子育て支援員」とは、地域の保育や子育て支援分野の各事業に従事する上で必要な知識や技術を修得した人が認定される資格。すべての子どもにより良い発達環境を保障し、親の子育てを社会の皆で支えることを目標とした「子ども・子育て支援新制度」の発足と同時に、厚生労働省認定資格として制定された。  昨年度(2021年2月~3月)より恵泉女学園大学を会場に、この「子育て支援員」の資格が取得できる講座が開講されている。これは多摩市とNPO法人あい・ぽーとステーション(代表理事:恵泉女学園大学大日向雅美学長)との協働事業で、同法人のカリキュラムをもとに進行する。あい・ぽーとステーションの子育て支援員講座のカリキュラムは、「最新子育て支援施策の動向」「子どもの遊び」「子どもの発達」「子どもの病気」「保護者支援」等で、講座の中では、座学だけでなく実習も併せて十分な学びを保障。講座とは別に保育実習もあり、全日程の講座と保育実習を受けることが修了の必須条件となっている。  「子育て支援員」養成地域で活躍するためには、習得した知識と技術の維持向上が欠かせないことから、この講座では研修修了後にも丁寧なバックアップ研修で引き続き知識・技能が習得できる。  多摩市では、6月29日に第1回として多摩市の保育の制度や状況を詳しく学ぶバックアップ講座が開催された。当日は、多摩市保育協議会会長の福島真氏が多摩市の保育事情と保育の喜びについて講演。また、大日向学長からは国などで検討されている直近の子育て支援施策についての話があった。  地域の子育て支援現場の実情を知ると共に、その方針の基となる国の施策について関心と理解を持ち続けることが、「子育て支援員」資格の維持向上に欠かせないことと考えられている。  同市では今後、「保育士資格取得にむけた受験準備」「保育に携わるために必要な仲間とのコミュニケーションの在り方やマナー」「心身を健康に保つためヨガ」等をテーマに、年間10回余りのバックアップ講座を予定している。 ▼NPO法人あい・ぽーとステーション 【多摩市】子育て支援員(子育て・家族支援者養成講座)研修について  https://www.ai-port.jp/shien/tama/  ▼(恵泉女学園大学・学長ブログ) 「''子育て支援員研修''が多摩キャンパスで始まりました」  https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2021/02/post-192.html  ▼(恵泉女学園大学・学長ブログ) 「年度の最後に嬉しいご報告2つ」  https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2021/03/post-198.html  ▼本件に関する問い合わせ先 学長室 住所:206-8586 東京都多摩市南野2-10-1 TEL:042-376-8211 FAX:042-376-8218 メール:shomuka@keisen.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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